8.2 ATMIサーバーのプログラミング

ATMIサーバーでは、次の近似マッピングに従ってチャネル/コンテナを操作するために、FML32 APIのみを使用できます。

表8-1 CICSコンテナとFML32 APIのマッピング

CICSコンテナ・コマンド CICSコンテナ・コマンド
PUT Fadd32()またはFchg32()
GET Fget32()またはFfind32()
DELETE Fdel32()
STARTBROWSE GETNEXT ENDBROWSE Foccur32()に基づくループ

一方、ATMIサーバー・コードには次の5個のFML32フィールド・マクロが含まれ、そのすべてが、指定されたFML32定義に属しています。

#define CX_PROGRAM ((FLDID32)231327331)

#define CX_TRANSID ((FLDID32)231327333)

#define CX_CHANNEL_NAME ((FLDID32)231329593)

#define CX_CONTAINER_NAME ((FLDID32)231329594)

#define CX_CONTAINER_DATA ((FLDID32)231329595)

これらのフィールドは、関連するCICSコマンド・オプションをマップするために使用します。

表8-2 CICSコマンド・オプションとFML32フィールドのマッピング

CICSコマンド・オプション FML32フィールドのマッピング
LINKPROGRAM CX_PROGRAM
LINKTRANSID CX_TRANSID
LINKCHANNELまたはコンテナ・コマンド CX_CHANNEL_NAME
コンテナ・コマンドのCONTAINER CX_CONTAINER_NAME
PUTコンテナのFROM

GETコンテナのINTOまたはSET

CX_CONTAINER_DATA
PUTまたはGETコンテナのFLENGTH CX_CONTAINER_DATAの長さ