5.2.3.1 セキュリティ・パラメータの決定

UBBCONFIGおよびDMCONFIGファイルの両方でSECURITYパラメータを設定すると、次の効果があります。

  • DM_LOCAL_DOMAINSのセキュリティ・パラメータをNONEまたはAPP_PWに設定すると、ゲートウェイはセキュリティに関するアクションを実行しません。
  • ただし、UBBCONFIGファイルのセキュリティ・パラメータをAPP_PWに設定している場合は、クライアントがアプリケーションに参加するときに、アプリケーションのパスワードがAUTHSVCによって検証されます。AUTHSVCはユーザー・アプリケーションによって提供されます。

ホスト・システムからローカル・ドメインへのインバウンド・リクエストごとにローカル・ドメインとホスト・システムの両方によってセキュリティを実行する場合は、次の設定を行う必要があります。

  • UBBCONFIGファイルのSECURITYパラメータをUSER_AUTH、ACLまたはMANDATORY_ACLのいずれかに設定する必要があります。
  • DMCONFIGファイルの DM_LOCAL_DOMAINSセクションのSECURITYパラメータをDM_USER_PWに設定する必要があります。
  • DMCONFIGファイルのDM_SNALINKSSECURITYパラメータをIDENTIFYに設定する必要があります。
  • SNAスタックをIDENTIFYの適切なパラメータを使用して構成する必要があります。