4.2.1 ATMIクライアントからのアプリケーションの実行

このシナリオでは、toupcltクライアントはCICS/ESAホスト・サーバーに対してtpcallを実行します。入力した文字列はサーバーにより小文字から大文字に変換されます。クライアントはトランザクション対応モードかトランザクション非対応モードで実行できます。CICS/ESAサーバーはDTPプログラムまたはDPLプログラムとして実行できます。

たとえば、次のコマンドを入力します。

toupclt -s 0 -t DTP “hello world”

このコマンドでは、引数およびオプションは次のように定義されています。

-s (0|2)
アプリケーションの同期レベル。
0 = なし(デフォルト)
2 = トランザクション。
-t (DPL|DTP)
リモート・サーバー・プログラム。
DPL = 分散プログラム・リンク(デフォルト)
DTP = 分散トランザクション・プログラム
-h
ヘルプ
“ “
最大1915文字の文字列を小文字にします。

ATMIクライアントはコマンドを正常に実行すると文字列を大文字で表示します。たとえば:

“HELLO WORLD”