7 リソース名の変更

Oracle TMA TCP for CICSのマップセット、プログラム、トランザクションIDおよびVSAMのデフォルト名は、次からの項で説明しているとおりです。違うネーミング・ルールを使用する場合は、各表の後に記述されている、名前の変更手順に従ってください。

ノート:

リソース名をカスタマイズするには、C 370コンパイラが必要です。

7.1 SOURCE(BEACFGSV)の内容

次の表に記載されている名前は、"YOURHLQ".BEATCPC.SOURCE(BEACFGSV)というPDSで使用されている名前です。

名前 タイプ 説明
BEAM Transid メイン・メニュー
BEAPMNU Program メイン・メニュー
BEAMMNU Mapset メイン・メニュー
BEAC Transid 接続の管理
BEAPCON Program 接続の管理
BEAMCON Mapset 接続の管理
BEAR Transid リクエスタの管理
BEAPREQ Program リクエスタの管理
BEAMREQ Mapset リクエスタの管理
BEAS Transid サービス名の管理
BEAPSVC Program サービス名の管理
BEAMSVC Mapset サービス名の管理
BEAU Transid ユーザー接続の管理
BEAPUSR Program ユーザー接続の管理
BEAMUSR Mapset ユーザー接続の管理
BEAI Transid 着信サービスの管理
BEAPISN Program 着信サービスの管理
BEAMISN Mapset 着信サービスの管理
BEAVCON VSAM 接続の表
BEAVREQ VSAM リクエスタの表
BEAVSVC VSAM サービス名の表
BEAVUSR VSAM ユーザー接続の表
BEAVISN VSAM 着信サービスの表
BEAPRERQ Program 前処理リクエスタ
BREQ Transid リクエスタの起動
BEAL TDQid ログ・メッセージのTDキュー
BEAA Transid アプリケーション・ハンドラのトランザクションID
BEAHBDWN TSQid ハンドラ停止のTSキュー

7.1.1 SOURCE(BEACFGSV)のリソース名の変更

前述の表に記載されているデフォルト名のいずれを変更する場合でも、次のステップに従います。

  1. "YOURHLQ".BEATCPC.SOURCEというPDSに収録されているプログラム(BEACFGSV)を変更します。
  2. "YOURHLQ".BEATCPC.JCLというPDSに収録されているJCL (MAKBC)については、次のステップに従います:
    1. ユーザーの基準に合わせてJOBCARDを変更します。
    2. "YOURHLQ.BEATCPC.SOURCE""YOURHLQ.BEATCPC.OBJECT"を変更します。
    3. MAKBCを実行します。
  3. 結果を確認します。

7.2 CONTROL(CSDU)の内容

次の表に記載されている名前は、"YOURHLQ".BEATCPC.CONTROL(CSDU)というPDS内にあります。

名前 タイプ 説明
BEAPCON プログラム 接続の管理
BEAPMNU プログラム メイン・メニュー
BEAPREQ プログラム リクエスタの管理
BEAPSVC プログラム 発信サービスの管理
BEAPUSR プログラム ユーザー接続の管理
BEAPISN プログラム 着信サービスの管理
BEASHUT プログラム 停止
BEAPRERQ プログラム 前処理リクエスタ
BEAREQST プログラム リクエスタ
BEACIC00 プログラム ハンドラ
BEAAPPLC プログラム アプリケーション・ハンドラ
BEAC トランザクション 接続の管理
BEAM トランザクション メイン・メニュー
BEAR トランザクション リクエスタの管理
BEAS トランザクション 発信サービスの管理
BEAU トランザクション ユーザー接続の管理
BEAI トランザクション 着信サービスの管理
BDWN トランザクション 停止
BREQ トランザクション リクエスタ
BEAH トランザクション ハンドラ
BEAA トランザクション アプリケーション・ハンドラ
BEAMCON マップセット 接続の管理
BEAMMNU マップセット メイン・メニュー
BEAMREQ マップセット リクエスタの管理
BEAMSVC マップセット 発信サービスの管理
BEAMUSR マップセット ユーザー接続の管理
BEAMISN マップセット 着信サービスの管理
BEAVCON ファイル 接続の表
BEAVREQ ファイル リクエスタの表
BEAVSVC ファイル 発信サービスの表
BEAVUSR ファイル ユーザー接続の表
BEAVISN ファイル 着信サービスの表

7.2.1 CONTROL(CSDU)のリソース名の変更

BEACFGSVのリソース名を変更したら、"YOURHLQ".BEATCPC.CONTROLというPDSの中にあるファイル(CSDU)を変更する必要があります。

CSDUメンバーの変更内容と、BEACFGSVメンバーの変更内容が一致する必要があります。

BDWNトランザクションとBEAHトランザクションの名前を変更することもできます。BEAHトランザクションの名前を変更する場合は、Oracle TMA TCP GatewayのGWICONFIGファイルのCICSHANDパラメータにも、その変更内容を反映する必要があります。