6.1.2 サイレント・モードでのOracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCPのアンインストール

コマンド行ではインストールだけでなくアンインストールもできます。コマンド行でのアンインストールでは、Oracle Universal Installerのグラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用せずに、Oracle製品またはOracleホームをシステムから削除できます。

ダイアログ・ボックスやプロンプトを表示しないことを選択できます。また、削除時に通常使用される特定のダイアログ・ボックスの表示を選択的に回避することもできます。

次のコマンドを使用すると、「インベントリ」ダイアログ・ボックスが即時に表示されます。このダイアログ・ボックスを使用すると、ユーザーは、Oracle Universal Installerの起動画面をナビゲートしなくても削除する項目を選択できます。

./runInstaller.sh -deinstall -silent (UNIXの場合)

削除中に「インベントリ」ダイアログ・ボックスを非表示にする場合、削除する製品はレスポンス・ファイルのDEINSTALL_LISTパラメータで指定できます。削除するOracleホームはREMOVE_HOMES変数で指定します。現在のOracleホームの名前はORACLE_HOME_NAMEで指定します

たとえば、UNIXマシンでは次のように入力します。

./runInstaller.sh -deinstall -silent "DEINSTALL_LIST={"tmabase_tcp","22.1.0.0.0"}" ORACLE_HOME_NAME="OUIHome2" -responseFile <response>

ノート:

サイレント・モードでアンインストールする場合は、DEINSTALL_LISTとレスポンス・ファイルの両方が必要です。