2.2.4 ATMI対話型クライアントからCICS/ESA DTP、サーバーによる制御の取得

図2-13 DMCONFIGファイルのエントリ


DMCONFIGファイルのエントリ

  1. ATMIクライアントによりtoupsrvサービスが呼び出されます。
  2. toupsrvサービスにより、DMCONFIGファイルのDM_REMOTE_SERVICESセクションで公開されているSIMPDTPに対して、tpconnectが発行されます。TPRECVONLYフラグはサーバーが制御し、toupsrvが発行する最初の対話verbがtprecvであることを示します。データはtpconnectidataバッファに送信されます。
  3. ユーザー・トランザクションDTPSにより、TOUPDTPSプログラムが起動されます。
  4. EIBTRMIDをプログラム変数に保存することをお薦めします。この値は、CICS/ESA APPC verbでの特定の対話の識別に使用される場合があります。
  5. EXEC CICS RECEIVEコマンドによりidataバッファ・コンテンツが受信され、処理に渡されます
  6. TOUPDTPSプログラムによりデータが処理されます。
  7. EXEC CICS SENDコマンドにより、OUT-BUFFERコンテンツがクライアントのtprecv odataバッファに戻されます。WAITは、データ受信が完了するまでTOUPDTPSでの処理を一時停止します。LASTは対話が完了し、tprecvに対してTPEV_SVCSUCCとして通信したことを示します。