2.2.5 ATMI対話型クライアントからCICS/ESA DTP、クライアントによるデータの送信/受信
図2-14 DMCONFIGファイルのエントリ

- ATMIクライアントにより
toupsrv
サービスが呼び出されます。 toupsrv
サービスにより、DMCONFIGファイルのDM_REMOTE_SERVICES
セクションで公開されているSIMPDTP
に対して、tpconnect
が発行されます。TPSENDONLY
はクライアントがそのまま制御し、データ送信を続行することを示します。データはtpconnect
でidata
バッファに送信されます。- ユーザー・トランザクションDTPSにより、
TOUPDTPS
プログラムが起動されます。 EIBTRMID
をプログラム変数に保存することをお薦めします。この値は、CICS/ESA APPC verbでの特定の対話の識別に使用される場合があります。EXEC CICS RECEIVE
コマンドによりtpconnect
idata
バッファ・コンテンツが受信され、処理に渡されます。TOUPDTPS
プログラムによりデータが処理されます。EXEC CICS RECEIVE
コマンドは、tpsend idata
コンテンツをサーバーのIN-BUFFER
に受信します。- サーバーによりデータが処理されます。
EXEC CICS SEND WAIT LAST
コマンドにより、対話が完了したことを示す通知とともに、OUT-BUFFER
データがtprecv
odata
バッファに戻されます。
親トピック: 分散トランザクション処理(DTP)の例