2.4.2 TRANSIDの暗黙的添付(アウトバウンド・リクエストのみ)
図2-35 アウトバウンド・リクエストに対するTRANSIDの明示的添付

次のリストでは、上の図に示す明示的な添付の処理について説明します:
- ATMIプログラムでは、
DMCONFIG
ファイルでリモート・サービスとして公開されているSERVICE1
に対してサービスをリクエストします。FUNCTION
オプションは、リモート・サービスがDPLとして起動されていることを示します。 - リクエストにより、
TRN1
がリモート・リージョンの代替ミラー・トランザクションIDとして、リモート・プログラム名SERVICE1
とともに抽出されます。 TRN1
IDはデフォルトのミラー・トランザクションCSMI
またはCVMI
のかわりに添付されます。TRN1
IDはリモート・リージョンのトランザクション・リソースとして定義され、ミラー・トランザクション・プログラムDFHMIRS
を指している必要があります。- ミラー・プログラム
DFMMIRS
により、サーバー・アプリケーション・プログラムが呼び出され、EIBTRNID
フィールドのTRN1
IDが渡されます。
親トピック: CICS/ESAミラー・トランザクションの例