4.1 インストール・タスクのサマリー
次のリストは、「インストール手順」に詳述されているタスクの概要です。
- FTPプログラムを使用してインストールを行う前に、JCLファイルをMVS環境に配置します。
- JCLジョブの1つを使用して最初のデータセットを割り当てます。
- 割り当てたデータセットに製品ソフトウェアのファイル(
TMACRM.*)をFTP転送します。 - 2番目のJCLジョブを実行して最後のデータセットを割り当てます。
- 製品データセットにデータをアンロードするには、
TSO RECEIVEコマンドを実行します。3番目のJCLファイルはこの手順をバッチで実行するために提供されています。
この環境でのインストールは半自動化されています。提供されている3つのJCLにより、MVS環境でデータセットを割り当てるための前提条件がサポートされるとともに、Tuxedo Mainframe Adapter for SNA製品ソフトウェアが割り当てられたデータセットにアンロードされます。
製品のインストーラには、このインストール・プロシージャに関連する次のファイルが含まれます。
- READMEファイルには、製品をこの環境にインストールする方法についてのノートが収録されています。これは、この項のプロシージャのサマリーになっています。
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createds.jclファイルは、Tuxedo Mainframe Adapter for SNAソフトウェアを格納するMVSデータセットを作成するJCLの例です。 -
uncmprss.jclファイルは、製品データセットに解凍およびアンロードするJCLの例です。 -
TMACRM.LOADファイルには、Tuxedo Mainframe Adapter for SNAプログラム・オブジェクトが含まれています。(必須) -
TMACRM.DATAファイルには、Tuxedo Mainframe Adapter for SNAデータ・ファイルが格納されます。(必須) -
TMACRM.SAMPLEファイルには、サンプルのJCLファイルが含まれています。