4.4 リクエスタの画面
リクエスタの役割は、リモートのOracle Tuxedoドメインに送信するためのリクエスト情報を収集することです。リクエスタは、ネットワーク接続の確立、Oracle Tuxedoへのデータの送信、およびOracle Tuxedoからのデータの受信を行います。それぞれのリクエスタは、リモート・エンドポイント(またはTCP/IPアドレスとポートの組合せ)を1つずつ受け持ちます。同じエンドポイントに対して複数のリクエスタを構成できますが、各リクエスタが受け持つエンドポイントの数は1つに限定されます。
次から説明するメンテナンス画面では、リクエスタのインスタンスごとに個別の論理マシン識別子(LMID
)を設定します。意味がわかりやすい一意のLMID
をリクエスタに設定することもできます。サービス名ごとにLMID
が1つずつ関連付けられます。この方法により、リクエスタは特定のサービスを処理するリモート・マシンを識別できます。