表の作成
表は、ユーザー・データを保持するための基本構造です。SQLコマンド(CREATE TABLE
文)またはTableRequest
APIコマンドを使用して、新しい表を作成します。
表を作成するためのガイドライン:
- 表定義には、少なくとも1つのフィールド定義と、正確に1つの主キー定義を含める必要があります。主キー定義の詳細は、表の作成を参照してください。
- フィールド定義は、列の名前、データ型、列がnull値可能かどうか、オプションのデフォルト値、または列がIDENTITY列かどうか、およびオプションのコメントを指定します。デフォルトでは、すべてのフィールド(PRIMARY KEY以外)はnull値可能です。
- 主キー仕様の構文(key_definition)は、表の主キー列をフィールド名の順序付きリストとして指定します。
- 存続時間(TTL)値は、行の有効期限を計算するために使用されます。期限切れになった行は問合せ結果に含まれず、最終的にOracle NoSQL Databaseによって表から自動的に削除されます。表の作成時にTTL値を指定すると、この表に挿入されるすべての行のデフォルトのTTLとして適用されます。
- 作成する表がマルチリージョン表の場合は、REGIONS句を指定します。REGIONS句は、表がまたがるすべてのリージョンをリストします。
ノート:
JSONコレクション表には、正確に1つの主キー定義が含まれます。