27.1.4.4 2表(TWO_TABLES)

fileをデータストアとして使用するように構成した場合、2表形式はエッジ・リスト形式と同様のテキスト・ファイル形式になり、唯一の違いは、頂点とエッジが2つの異なるファイルに格納されることです。頂点ファイルには頂点IDが含まれ、その後に頂点プロパティが続きます。エッジ・ファイルには出力頂点と入力頂点が含まれ、その後にエッジ・プロパティが続きます。

V頂点があり、N頂点プロパティとMエッジ・プロパティを持つグラフは、次に示すような2つのファイルで表されます。

vertices.ttt:

<V-1>  <V-1, NP-1> ... <V-1, NP-N>
<V-2>  <V-2, NP-1> ... <V-2, NP-N>
...
<V-V> <V-V, NP-1> ... <V-V, NP-N>
edges.ttt:

<V-1> <V-1, VG-1> <EP-1> ... <EP-M>
<V-1> <V-1, VG-2> <EP-1> ... <EP-M>
...
<V-V> <V-V, VG-1> <EP-1> ... <EP-M>

例27-5 2表テキスト形式のグラフ

次の例は、それぞれがdoubleおよびstringプロパティを持つ4つの頂点(1、2、3および4)と、それぞれがbooleanおよびdateプロパティを持つ3つのエッジのグラフが2表テキスト形式でエンコードされたものを示しています。

vertices.ttt:

1 8.0 "foo"
2 4.3 "bar"
3 6.1 "bax"
4 17.78 "f00"
edges.ttt:

2 1 false "1985-10-18 10:00:00"
3 2 true "1961-12-30 14:45:14"
3 4 false "2001-01-15 07:00:43"

ノート:

大きいグラフを格納することを予定している場合は、ディスク領域を節約するために、2表テキスト形式を検討する必要があります。