3.6.7 分析のための非空間データセットの準備

Spatial Studioでは、空間データセットへの結合により、非空間データセットをマッピングおよび分析のために準備できます。

2つのデータセットの結合については、次の点に注意してください:

  • 非空間データセットから空間データセットへの結合のみ可能であり、逆はできません。
  • 一方のデータセット内の非空間データが、共通の主キー列によって、他方のデータセット内の空間データにリンクされている必要があります。
  • 結合操作で関連付けたデータセットの属性から、新しく作成される結合後のデータセット用の列を選択できます。
この手順は、共通の主キー・データを含む空間データセットと非空間データセットがデータベース・スキーマ内にすでに存在していることが前提となっています。
  1. 「データセット」ページに移動します。
  2. 空間データセットに結合する非空間データセットを右クリックします。
  3. 「準備」コンテキスト・メニューから空間データセットへの結合を選択します。
    次のウィンドウが開きます。

    図3-28 空間データセットへの結合

    図3-28の説明が続く
    「図3-28 空間データセットへの結合」の説明
  4. オプションで、結合結果となるデータセットの名前にデータセット名を入力します。
  5. 空間データセットで結合対象を選択します。
    選択すると、その空間データセットに関連付けられた主キーが、非空間データセットのキーに対して検証されます。データセットのキー値が結合操作に適していない場合は、次のエラーが表示されます。
    Dataset key columns to join must be the same data type
  6. オプションで、非空間データセットと空間データセットから、結合結果となるデータセット用に、必要な列を選択します。
  7. 「OK」をクリックします。

    結合されたデータセットが作成され、「データセット」ページに行として表示されます。このデータセットには、空間データセットと非空間データセットの両方から選択したすべての列プロパティが含まれています。結合後のデータセットのプロパティは、「データセット」ページのデータセット・プロパティウィンドウで確認することや、次に示すように「アクティブ・プロジェクト」ページでマップ・ビジュアライゼーションおよび分析のためにそのデータセットを使用するときに確認することができます。

    図3-29 追加された非空間プロパティと空間プロパティ

    図3-29の説明が続く
    「図3-29 追加された非空間プロパティと空間プロパティ」の説明