3.11.5 緯度/経度ペアを接続する線の作成

「緯度/経度の線を作成します」変換操作では、緯度と経度のペアの2つの座標を接続した線をマップ・レイヤーに作成します。

この変換分析を実行するには、各行の緯度座標と経度座標の2つのペア(1つは開始点、もう1つは終了点)で構成されるデータセットが「アクティブ・プロジェクト」ページに追加されていることを確認します。「緯度/経度の線を作成します」分析では、これらの2ペアの緯度座標と経度座標の列名を入力として使用し、開始点と終了点を接続する線ジオメトリを生成します。
次のステップを実行して、「緯度/経度の線を作成します」空間分析を実行します。
  1. 「レイヤー」タブで、座標をフィルタする必要があるマップ・レイヤーに対して「メニュー」アイコンをクリックします。
  2. 「空間分析」を選択します。
    「空間分析処理」ウィンドウが開きます(図3-93を参照)。
  3. 「変換」タブをクリックし、「緯度/経度の線を作成します」を選択します。
    次のように、「緯度/経度の線を作成します」ダイアログ・ボックスが開きます:

    図3-101 緯度/経度線分析の構成

    図3-101の説明が続く
    「図3-101 緯度/軽度分析の構成」の説明
  4. 必要に応じて、結果のデータセット名を「結果データセット」で変更します。
  5. 「開始緯度列」を選択します。
  6. 「開始経度列」を選択します。
  7. 「終了緯度列」を選択します。
  8. 「終了経度列」を選択します。
  9. 必要に応じて、「稠密化の使用」トグルをONに切り替えます。
    このファクタは、地球が球状であることを考慮し、マップ・レイヤー上の2組の座標間の接続線を投影します。これは2つの座標間の距離が大きい場合に大変便利なので、このオプションを使用することをお薦めします。
  10. 必要に応じて、「稠密化された点の間の距離(メートル)」を変更します(前述のステップで「稠密化の使用」オプションを含めた場合のみ)。
  11. 「実行」をクリックします。
    分析結果は、「アクティブ・プロジェクト」ページの左ペインにある「データ」要素パネルの「分析」の下にリストされます。
  12. マップ・ビューで次のレイヤーをドラッグ・アンド・ドロップします: 開始点、終了点、最後にGEOMETRY (開始点と終了点を接続する) 分析。
    次の図は、「緯度/経度の線を作成します」空間分析の例を示しています:

    図3-102 緯度/経度線分析の視覚化

    図3-102の説明が続く
    「図3-102 緯度/経度線分析の視覚化」の説明