3.10.3 Cesiumマップ・ビジュアライゼーションの使用

Spatial StudioではCesiumJSプラグインを使用して、Cesiumマップで3D TilesまたはCZMLデータを使用して3Dビジュアライゼーションを表示できます。

Cesiumマップを使用すると、3D環境で実世界の地理空間3Dデータを表示できます。Cesiumマップを使用して対話型の3Dビジュアライゼーションを作成するために、次のいずれかのファイルをSpatial Studioにアップロードできます。

  • 3Dタイルセット: サポートされる形式は次のとおりです。
    • 点群(.pnts)
    • バッチ3Dモデル(.b3dm)
  • CZMLファイル: czmlファイル内のCZML形式のデータ

Cesiumマップ・ビジュアライゼーションを使用する場合は、次の点に注意することが重要です。

  • 地理空間3Dデータ用の3D TilesまたはCZML形式のデータ・ファイルの生成は、Oracle Spatial Studioの外部にあるサード・パーティ・ソフトウェアを使用して実行する必要があります。
  • 3D TilesおよびCZMLファイルは、Oracle DatabaseではなくSpatial Studioのサーバーのファイル・システムに格納されます。
  • 現在、この機能ではマップ上での3D TilesおよびCZMLデータの表示のみをサポートしています。3D解析はサポートされていません。