ペイロード・ルールの構成
HCM抽出バッチ・モード統合のためのデータ・コンポーネントと属性を選択して、ADP Workforce Nowと統合されたOracle HCM Cloudデータを構成します。
実行できる処理は次のとおりです。
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バッチ処理フローのペイロード・コンテンツ、およびフローに適用される必須およびオプションの属性を選択します。
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特定のエンティティの特定のデータ・エレメントを含めるか、除外します。たとえば、ペイロードから「ミドル・ネーム」を除外できます(ADP Workforce Nowでの給与処理に必須でないか、使用されていない場合)。
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ペイロードに特定のデータを含めるために使用可能なフィルタを定義します。たとえば、ADP Workforce Nowへのペイロードから除外する自宅住所を選択できます。
ADP Workforce Nowに送信するペイロードのオブジェクトおよびその属性を選択するペイロード・ルールを定義します。ソース・テンプレートであるHCM抽出テンプレートでは、選択可能なオブジェクトとその属性を定義します。これらのルールに関連付けられた国別仕様データ・グループによって、ペイロードの国別仕様固有のコンテンツが定義され、追加されます。
「HCM抽出」の「ペイロード・ルール」タスクを使用して、次のタスクを実行します。
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バッチ処理フローのペイロードに対してオブジェクトを含めるか除外します
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含まれるオブジェクトの必須属性を識別します
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ペイロードに含まれるオブジェクトに使用可能なフィルタを識別します
「ペイロード・ルール」ページには、アプリケーションで定義されているすべての使用可能なルールがリストされます。LDGのルール・セットを作成することもできます。
ルール・セットを作成する方法を次に示します。
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「ペイロード・ルール」ページで「追加」をクリックします。
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ペイロード・ルール・セットの名前を指定します。この名前は、ユーザー選択用のフロー・パラメータに表示されます。
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ルールを定義する国別仕様データ・グループを選択します。
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ADP Workforce Nowの給与インタフェースのオブジェクトおよび属性をリストするテンプレートを選択します。テンプレートがロードされると、テンプレートで使用可能なデフォルトのオブジェクトと属性のリストが表示されます。
左側のペインで「ビジネス・オブジェクト」、右側のペインで選択したオブジェクトの「属性」を確認できます。
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ADP Workforce Nowに送信するデータに含めるビジネス・オブジェクトを選択できます。
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アプリケーションは、HCM抽出に含めるために選択したオブジェクトを含むバッチ・ペイロードをADP Workforce Nowの給与インタフェースに送信します。ADP Workforce Nowでは、給与で従業員の給与処理を正常に実行するために、これらのオブジェクトが必要です。
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各ビジネス・オブジェクトで使用可能な属性を「必須」として選択します。必須属性はデフォルトで選択され、編集不可モードで表示されます。「必須」にする属性を選択すると、属性に値がない場合でも、データはADP Workforce Nowに送信されます。「含める」チェック・ボックスを選択して、ペイロードに属性を含めることもできます。
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「フィルタ基準」を使用して、ペイロードで送信するエンティティまたはオブジェクトの特定のタイプを選択します。たとえば、「自宅住所」を選択して、ADP Workforce Nowに送信されるペイロードに自宅住所のみを含めることができます。
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「保存」をクリックします。