ペイロード提供ステータスの表示

Oracle HCM CloudからADPグローバル給与への統合フローでは、アプリケーションによって次の段階でエラーが生成されます。

  • ペイロードをADPグローバル給与に送信する前のOracle HCM Cloudのペイロード検証メッセージ

  • Oracle HCM CloudからのADPグローバル給与へのペイロードの提供ステータス

  • 送信されたペイロードの処理後のADPグローバル給与からのレスポンス

  • HCM抽出の「ADPグローバル給与の給与インタフェース」を使用して送信されたバッチ・ファイルに対するADPグローバル給与からのプロセス・エラー・メッセージ

給与インタフェース・コーディネータは、「データ交換」「ペイロード提供結果の表示」タスクで、これらのステージ中に生成された例外またはエラーを確認できます。特定の給与のデータを管理および処理することもできます。

給与インタフェース・コーディネータは、メッセージをレビューするために適切なセキュリティ・プロファイルが継承されたデータ・ロールを持っている必要があります。給与セキュリティ・プロファイルを使用したデータ・ロールの生成の詳細は、HCMの保護ガイドを参照してください。

次の場合に、ステータス・メッセージを含む通知が新規採用者のライン・マネージャに送信されます。

  • Oracle HCM Cloudから送信されたペイロードを使用して、ADPグローバル給与で新規採用が正常に作成された場合

  • ペイロードの処理中にADPグローバル給与からエラー・メッセージを受信した場合

次のフィルタを使用して、「ペイロード提供結果の表示」ページからレコードを検索できます。

  • 個人番号: ペイロードに含まれる新規採用者の個人番号

  • 給与名: 新規採用トランザクションに関連付けられている給与の名前

  • 開始日: エラーが生成された範囲開始日

  • 終了日: エラーが生成された範囲終了日

  • エラー・コード: ペイロード提供の失敗時に生成されたエラー・コード

  • ステータス: 「エラー」、「再処理」、「再割当済」または「停止」ステータスのレコードのコード

これらのフィルタを使用してレコードを検索すると、取得されたメッセージには次の属性が表示されます。

  • 個人名: 新規採用者の名前

  • 個人番号: 新規採用者の個人番号

  • 給与名: 新規採用に関連付けられた給与の名前

  • ソース: エラーのソース(ADP提供、ペイロード検証、HCM抽出など)

  • 割当先: ステータスが再割当されたときにエラーを処理するために割り当てられた個人

  • エラー・コード: エラーの一意のコード

  • エラーの説明: エラー・コードの概略

  • エラーの日付: エラーが記録された日付

  • ステータス: エラー・メッセージの処理ステータス

  • 処理

    • 行レベルの処理: エラー・レコードに対して「再処理」や「停止」などの処理を実行します。

    • リージョン・レベルの処理: レコードのグループに対して「再処理」や「停止」などの処理を実行します。