Oracle Learning統合のためのMicrosoft Teamsアプリの設定
学習をMicrosoft Teams統合で使用するには、Microsoft Azureポータルでテナントを作成し、アプリを登録して、アクセス・ポリシーを構成する必要があります。
Azure Active Directoryで、Azure Active Directoryの管理タスクを使用して次のステップを順番に実行します。
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Microsoftテナントがない場合は、リンクされた情報を使用してテナントを設定します。Oracle LearningでMicrosoft Teamsを構成するには、MicrosoftのテナントIDが必要です。次の情報を指定する必要があります:
- テナント・タイプ: Azure Active Directory
- 組織名: 組織の名前を入力します
- 初期ドメイン名: テナントの一意のドメイン名を入力します
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リンクされた情報を使用して、テナント内にアプリまたはWeb APIを登録します。次の情報を指定する必要があります:
- アプリケーション名: Oracle Learningとの統合についてのわかりやすい名前を入力します。
- サポートされているアカウント・タイプ: ニーズに最も適したアカウント・タイプを選択します。詳細は、Microsoftに問い合せてください。
- リダイレクトURL: Oracle Learningとの統合では、このフィールドを空白のままにできます。
オンライン会議へのアプリケーション・アクセスを構成する際には、アプリケーションの登録が終了した後に生成されるアプリケーション・クライアントIDが必要になります。Oracle LearningでMicrosoft Teamsを構成する場合にも必要です。
- リンクされた情報を使用して、クライアント・シークレットを追加します。Oracle LearningでMicrosoft Teamsを構成するときには、指定されたクライアント・シークレット値が必要です。
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リンクされた情報を使用して、Microsoft Graphへのアプリケーション権限を付与します。次の権限を登録されているアプリに付与する必要があります。これらは、Oracle LearningとMicrosoft Teamsの統合が機能するために必要です。
- OnlineMeetings.ReadWrite.All
- User.Read.All
- OnlineMeetingArtifact.Read.All
注意: 必要なAPI権限が委任タイプではなくアプリケーション・タイプであることを確認してください。 - リンクされた情報を使用して、構成済アプリ権限に管理者の同意を付与します。
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リンクされた情報を使用して、オンライン会議へのアプリケーション・アクセスを構成します。アプリ・アクセス・ポリシーを作成してユーザーに付与する必要があります。これにより、ポリシーで構成されたアプリが、そのユーザーのかわりにオンライン会議を作成できるようになります。この構成には、次の情報が必要です。
- アプリの登録時に生成されたアプリケーション・クライアントID。
- Azureユーザー管理ポータルのユーザー(オブジェクト) ID。Oracle LearningでMicrosoft Teamsを構成する際に使用または使用予定のユーザー(オブジェクト) IDを識別します。このユーザーは、統合を介して作成されるすべてのMicrosoft Teams会議の主催者になります。