フレックスフィールド・セグメントの構成

会社は、付加フレックスフィールドを使用して、会社固有の要件に関する詳細を格納できます。1つのフレックスフィールドが各オブジェクトに該当します。各オブジェクトのフレックスフィールドにセグメントを定義すれば、個別の値を取得できます。

Oracle Fusion Cloud Financial Reporting Complianceでは、プロセス、リスク、分析、評価、処置計画、イベント、結果、コントロール、問題、改善計画およびアセスメントの各オブジェクトに対してフレックスフィールドを使用できます。Oracle Fusion Cloud Advanced Controlsでは、コントロールおよびインシデント結果の各オブジェクトでフレックスフィールドを使用できます。

オブジェクトのフレックスフィールドごとに、最大40個のテキスト文字列セグメント、20個の数値セグメントおよび10個の日付セグメント、合計で70個のセグメントを作成できます。各セグメントは、オブジェクトについて記録する情報を受け入れます。セグメントは、オブジェクトを表示、作成または編集するページの「追加情報」パネルにフィールドとして表示されます。

グローバル・セグメントまたはコンテキスト・セグメントを作成できます。概して、グローバル・セグメントはどのような場合でもオブジェクト・レコードの一部となる情報です。コンテキスト・セグメントは、フレックスフィールドの構成時に定義した状況でのみ適用される情報です。

セグメントを構成するには、Oracle Fusion Functional Setup Managerの「付加フレックスフィールドの管理」タスクを使用します。「モジュール」検索フィールドで、値「リスクおよびコントロール・トップ」を検索します。フレックスフィールドの結果リストから1つを選択し、「処理」 > 「編集」を選択すると、セグメントを追加、編集または削除できるページが開きます。

フレックスフィールド・セグメントの構成の詳細は、「Oracle Fusion Cloud Applicationsアプリケーションの構成と拡張」のフレックスフィールドの章を参照してください。ただし、フレックスフィールドには3つのタイプがありますが、そのうちの1つのみ(付加フレックスフィールド)を使用できることに注意してください。フレックスフィールドの構成方法についての資料を読むときには、他の2つのタイプ(キーと拡張)に関する情報は無視してください。