「リスク管理ダッシュボード」アイコンの設定
Oracle Transaction Business Intelligence (OTBI)では、追跡するリスク管理データに関する調整された包括的な分析を表示するダッシュボードを作成できます。カスタム・ダッシュボードを作成したら、「リスク管理」スプリングボードからダッシュボードを開く「リスク管理ダッシュボード」アイコンにリンクできます。
「リスク管理ダッシュボード」アイコンは、「リスク管理ダッシュボードの表示」(GTG_VIEW_RISK_MANAGEMENT_DASHBOARD)という権限を持つユーザーが使用できます。組織がロールをカスタマイズしている場合は、この権限をジョブ・ロールに追加した後にのみ、このアイコンがスプリングボードに表示されます。(セキュリティ・コンソールでのリスク管理ロールのコピーまたは編集を参照してください。)ただし、リリース23D以降では、この権限が事前定義済ロールに含まれているため、それらを使用すると、デフォルトでスプリングボードにこのアイコンが表示されます。各ダッシュボード・ユーザーが使用できるデータ・レコードは、リスク管理アプリケーションに構成されているデータ・セキュリティによって決まります。
リンクを作成した後にのみ、このアイコンでダッシュボードが開きます。その方法は次のとおりです:
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まだ作成していない場合は、ダッシュボードを作成します。(ダッシュボードの使用の概要を参照してください。)
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OTBIで、(「編集」オプションではなく)「開く」オプションを使用して、BIカタログでダッシュボードを開きます。次に、Webブラウザの検索フィールドからURLをコピーします。
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「リスク管理」 > 「設定および管理」 > 「構成オプション」にナビゲートします。「リスク管理ダッシュボード構成」パネルで、「編集」をクリックします。
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「カスタムダッシュボードURL」フィールドにダッシュボードURLを貼り付け、「保存」をクリックします。
設定が完了したら、「リスク管理」スプリングボードの「リスク管理ダッシュボード」アイコンをクリックしてダッシュボードを開きます。もともとスプリングボードが表示されていたWebブラウザのタブにダッシュボードが表示されてるので、実際にはそれと置き換わります。スプリングボードに戻るには、ダッシュボードを右クリックし、表示されるメニューで「戻る」オプションを選択します。