参照の管理

Oracle Fusion Cloud Risk Managementのページの値リストは、参照として格納されます。提供された参照の一部に値を追加できます。

値リストには、それぞれに独自の参照表があります。参照表内のエントリは、次の要素で構成されています。

  • 参照タイプは、参照値が存在する表を識別します。実際には、ある値リストに属する参照値を、他の値リストに属する値から区別します。

  • 特定の参照タイプ内で、各エントリは参照コードを意味に相関させます。コードは内部値です。意味は、値リストに実際に表示されるテキストです。

  • 各エントリに摘要も含まれる場合があります。

参照タイプの決定

参照値を作成するには、最初にその参照タイプを決定します。

  1. 参照を表示する値リスト内の値を1つ識別します。たとえば、新規観点タイプを作成している場合は、次のように実行します。

    • 観点階層の作成ページに移動します。「観点」作業領域を開き、「作成」処理を選択します。

    • 「観点階層の作成」ページで「タイプ」フィールドを展開します。主要プロセスなど、値の1つをノートにとります。

  2. 「参照」ページのオープン: 「設定および管理」作業領域の「参照」タブを選択します。

  3. 「フィルタの表示」をクリックします。「フィルタ」パネルの「内容」フィールドに、書き留めた値を入力します。「検索」をクリックします。そうすると、追加する参照タイプが表示された行が、「参照」ページに1行含まれます。観点タイプの例では、この値は「GRCM_PERSPECTIVE_TYPE」です。

ただし、以降のページの「タイプ」フィールドには、事前定義された値がありません。これらのフィールドについては、この方法では参照タイプを特定できません。後続の各ページで、「タイプ」フィールドの正しい参照タイプは次のとおりです。

ページ

参照タイプ

プロセスの作成またはプロセスの編集

GRCM_PROCESS_TYPE

リスクの作成またはリスクの編集

GRCM_RISK_TYPE

コントロールの作成またはコントロールの編集

GRCM_CONTROL_TYPE

問題の作成または問題の編集

GRCM_ISSUE_TYPE

参照の作成および編集

参照を作成するには:

  1. 「参照」ページで、「参照の作成」アイコンをクリックします。「参照の作成」ページが開きます。

  2. 「参照タイプ」フィールドに、先ほど識別した参照タイプの値を入力します。

  3. 「参照コード」フィールドにコードを入力します。コードは、30文字以下で構成する必要があります。アルファベットでは大文字を使用します。単語間のスペースにアンダースコアを入力します。

  4. 「内容」フィールドに、実際に値リストに表示されるテキストを入力します。参照コードと内容の組合せは一意である必要があります。

  5. 「ステータス」フィールドで、デフォルト値の「アクティブ」を受け入れるか、「非アクティブ」を選択します。
  6. 必要に応じて、「摘要」フィールドでルックアップを説明します。

  7. 「保存してクローズ」を選択します。

事前定義済の参照は編集できません。作成した参照を編集できます。定義した参照を編集するには:

  1. 「参照」ページで、編集する参照を検索します: タイプ、内容、摘要およびステータス値の任意の組合せでフィルタして、「検索」ボタンをクリックします。

  2. 編集する参照の行をクリックし、「参照の編集」アイコンをクリックします。

  3. 「参照の編集」ページが開きます。ステータス、内容および摘要の値を変更します。(参照タイプと参照コードは読取り専用の値として表示され、編集できません。)

  4. 「保存してクローズ」を選択します。