オブジェクトのレビューまたは承認
レコードを保護する目的として、オーナーはユーザーをレビュー担当者または承認者として承認できます。その場合、ワークフローが適用されます。ユーザーはレコードを編集して送信します。レビュー担当者または承認者は、他のユーザーが処理する前にレコードを受け入れる必要があります。
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レコード・オーナーは、レビュー、および、承認の両方に、同じユーザーを選択することができます。この場合、最初に、レビュー担当者としてレコードを承認または否認します。レビュー担当者として受け入れた後、レコードは承認者に送信され、次に承認者として受け入れるか否認をすることになります。承認者としてレコードを受け入れると、その状態は「承認」に設定されます。
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一方、レコード・オーナーは、レビューと承認の両方ではなく、いずれか一方としてユーザを選択することもあります。この場合、ユーザーがレコードを受け入れると、レビュー担当者であるか承認者であるかに関係なく、その状態を「承認」に設定します。
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3番目のオプション: レコードのオーナーは、レビューおよび承認の認可に対してユーザーを選択しない場合があります。その場合、そのレコードのレビューまたは承認ワークフローは実装されません。その状態は「承認済」であり、ユーザーはオーナーまたは編集者が更新を送信した瞬間に操作できます。
たとえば、コントロールの作成者(自動的にそのオーナー)は、自身を承認者として、他のユーザーを編集者として承認できます。これらの他のユーザーは、コントロールの日常的な管理を担当することがありますが、常にオーナーの監督下にあり、すべての編集は承認者の承認の対象となります。
適切に承認されている場合、レコードを確認または承認するリクエストは、ワークリストとレコード自体の両方に表示されます。たとえば、プロセス、リスクまたはコントロールの「処理」メニューのオプションとして表示されます。評価面接または承認ページでは、次のオプションがあります。
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レコードをそのまま受け入れます。
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情報用に差し戻します。レコードを編集したユーザーは、編集を取り消すか、リクエストに返信する必要があります。返信すると、レコードは「レビュー中」または「承認待機中」状態に戻ります。情報の要求が保留中の場合、レコードを承認、レビューまたは編集することはできません。
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レコードを否認します。これにより、レコードはワークフローから削除され、その状態は「否認済」に変わります。レコードを変更したユーザーは通知を受け取ります。