パターン・フィルタの作成

特定のトランザクション・モデルに、1つのパターン・フィルタを追加できます。そのフィルタについて、統計関数を選択し、その関数が適用されるデータのセットを1つ以上定義して、結果を絞り込むパラメータを設定します。

パターン・フィルタを作成する前に、パターンが機能できるデータを提供する属性が1つ以上あるビジネス・オブジェクトを、少なくとも1つ、モデルに対して選択する必要があります。そのようにしない場合は、フィルタを作成しようとしたときに、選択したビジネス・オブジェクトにパターンが関連付けられていないことを示すエラー・メッセージが表示されます。

パターン・フィルタを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「モデル・ロジック」パネルで、「フィルタの追加」オプションを展開し、「パターン」を選択します。ダイアログ・ボックスが表示されます。「名前」フィールドにフィルタの名前を入力します。

  2. 「パターン」フィールドで次のいずれかのパターンを選択します。

    • 平均

    • ベンフォード

    • クラスタリング

    • 異常検出

    • 絶対偏差

    • パレート

    • 正規化

    • 字句トークン化

  3. 「モデル・オブジェクト」で、パターンによる分析対象の値を持つ属性を指定します。「オブジェクト」フィールドでそのビジネス・オブジェクトを選択し、「属性」フィールドでその属性自体を選択します。

    オブジェクトと属性のペアを複数選択できます。「追加」アイコンをクリックすると、追加の選択フィールドが生成されます。これらのフィールドには、選択したパターンが機能できるオブジェクトと属性のみが表示されます。

  4. 「パラメータ」で、パラメータ値を選択します。これらはパターンによって異なります。