データ権限およびアクセス・グループ
リリース22B以降で初めて営業アプリケーションの使用を開始した場合、データベース・リソースは、データ・セキュリティ・ポリシーではなく、システム・アクセス・グループおよびルールによって保護されます。
ジョブ・ロールをユーザーに割り当てると、関連付けられたシステム・アクセス・グループのメンバーシップがユーザーに自動的に割り当てられ、アクセス・グループ・オブジェクト共有ルールによって提供されるすべてのデータ権限を受け取ります。 アクセス・グループ・オブジェクト共有ルールは、オブジェクトに対して指定されたアクションを実行できるアクセス・グループと、アクションを実行できる条件を指定します。
アクセス・グループ・ルールは、次のもので構成されます:
- 商談など、アクセスされているビジネス・オブジェクト。
- データで許可されるアクションを定義するアクセス・レベル。 たとえば、読取りアクセスや更新アクセスです。
- ビジネス・オブジェクトへのアクセスを許可するために満たす必要がある条件。 たとえば、営業マネージャは、管理チェーンに属している場合や商談の営業チームのメンバーである場合、商談を表示できます。
- オブジェクト共有ルールが割り当てられているアクセス・グループの名前。 1つのルールを多数のアクセス・グループに割り当てることができます。
アクセス・グループの詳細は、このガイドのアクセス・グループの章およびデータ・セキュリティの構成とトラブルシューティングの章を参照してください。