UIを使用したチャネル営業ユーザーの作成
前述のビジネス・ユース・ケースをサポートするには、営業の実装スタート・ガイドの説明に従って、Vision Corporationの販売組織のチャネル営業支店を作成する必要があります。
このガイドでは、Peter Aptは、Vision CorporationのGlobal High Tech営業部長で、チャネル営業支店の上位層が彼に直属します。
次の表に、作成する各リソースの名前、直属の上司、ジョブ・タイトルおよび部門名を示します。
名前 |
直属上司 |
ジョブ・タイトル |
部門 |
---|---|---|---|
Beth Howard |
Peter Apt |
営業部長 |
Global Channel Sales |
Daniel Grayson |
Beth Howard |
営業部長 |
US Channel Sales |
Terry Smith |
Daniel Grayson |
チャネル営業マネージャ |
US Channel Sales |
Bill Cross |
John Dunbar |
チャネル運用マネージャ |
US Channel Sales |
Colby Morris |
Terry Smith |
チャネル・アカウント・マネージャ |
US Channel Sales - East |
Bonnie Vickers |
Terry Smith |
チャネル・アカウント・マネージャ |
US Channel Sales - Central |
Ellis Gibson |
Terry Smith |
チャネル・アカウント・マネージャ |
US Channel Sales - West |
UIを使用したチャネル営業ユーザーの作成ステップ
次のステップを実行して、UIを使用してチャネル営業ユーザーを作成します。
-
設定ユーザーとしてサインインし、実装プロジェクトから「ユーザー、ロールおよび委任」タスクを開きます。 ナビゲータの「自分のチーム」の見出しの下の「ユーザー、ロールおよび委任」をクリックしてこのタスクを開くこともできます。または、「設定および保守」作業領域でこのタスクを名前で検索することもできます。
-
「ユーザー、ロールおよび委任」ページで、「作成」をクリックします。
「ユーザーの作成」ページが表示されます。
-
「個人詳細」リージョンで、ユーザーの名前と一意のEメール・アドレスを入力します。
通常、レコードを保存すると、初期サインイン認証情報がこのEメール・アドレスに送信されます。
-
「入社日」フィールドに現在日の日付が事前移入され、リソースの開始日としてその日付が使用されます。
目標を使用する場合は、入社日が最初の目標期間の開始前の日付となるようにする必要があります。 たとえば、会計年度の2015年7月1日から2016年6月30日までの月次目標を割り当てる場合は、
7-1-2015
以前の入社日を入力する必要があります。 ユーザーを作成した後は、入社日は変更できません。 -
「ユーザー詳細」領域でユーザー名を入力します。
「ユーザー名」フィールドを空のままにすると、ユーザー名が自動的に作成されます。 デフォルトでは、ユーザー名としてEメールが使用されます。
-
認証情報のEメールを代替ユーザーに送信する場合は、ユーザー通知リージョンで「ユーザー名およびパスワードの送信」オプションを選択します。
ヒント: 代表的な例となるユーザーのサインイン情報を取得して、それらのユーザーをテストに使用できるようにします。 たとえば、商談割当と予測をテストするには、各地域営業組織のパートナ営業担当およびチャネル・アカウント・マネージャとしてサインインします。 目標をテストするには、営業管理者またはチャネル運用マネージャとしてサインインできる必要があります。 チャネル営業ユーザーをインポートする場合は、資格証明のEメールを受信するかどうかをインポート・ファイルで指定できます。 -
「雇用情報」領域で次を入力します。
-
「Personタイプ」リストから「従業員」を選択します。
-
「雇用主」リストから、Oracleのサインアップ時に提供した情報を元にOracleによって作成された雇用主を選択します。 選択可能な値は1つのみのはずです。この値は会社名に続いて接尾語のLEが付いています。
-
「ビジネス・ユニット」リストから、サインアップ時に作成されたビジネス・ユニットを選択します。 選択可能な値は1つのみのはずです。この値は会社名に続いて接尾語のBUが付いています。
販売アプリケーションには雇用主名もビジネス・ユニット名も表示されないため、名前が企業の実際のエンティティに対応する必要はありません。
ノート: 「雇用情報」リージョンの残りのフィールドは、販売アプリケーションでは使用しません。 これらのフィールドには、「ジョブ」、「等級」、「部門」、「場所」、「郵送先」、「マネージャ」などがあります。 -
-
「リソース情報」リージョンで次のように入力します。
-
「リソース・ロール」リストで、リソース組織でのユーザーのロールを選択します。
たとえば、チャネル営業マネージャの場合は、リソース・ロールとしてチャネル営業マネージャを選択します。
-
「レポート・マネージャ」リストからユーザーのマネージャを選択します。
-
作成しているユーザーがマネージャの場合、そのマネージャのリソース組織を作成してあれば、「組織」リストからリソース組織を選択します。 階層の最上位の場合は、先ほど作成したリソース組織を選択します。
リソース組織をまだ作成していない場合は、
-
「組織」リストの最後で、「作成」リンクをクリックします。
「組織の作成」ウィンドウが表示されます。
-
組織の名前を入力します。
-
「営業」オプションが選択されていることを確認し、「OK」をクリックします。
-
-
作成しているユーザーがマネージャではない場合、リソース組織はマネージャから自動的にコピーされます。
-
-
「ロールの自動プロビジョニング」をクリックします。
アプリケーションにより、ロール・プロビジョニング・ルールに従ってジョブ・ロールと抽象ロールが設定されます。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
チャネル営業ユーザーが作成されます。 「ユーザー名およびパスワードの送信」オプションの選択を解除しないかぎり、ユーザー名とパスワードの付いた電子メールも送信されます。