チャネル営業設定のパートナ・リレーションシップ管理
パートナ・チャネル営業機能を利用するには、ユーザー・インタフェースのパートナ関連の様々な側面を使用可能にする調整タスクを実行する必要があります。 ビジネス・ニーズによって、その他の設定タスクが必要になる場合があります。
次の表では、アプリケーション・コンポーザを使用したUIラベルの変更、特定のロールに関連付けられたフィールドのページ・レイアウトの変更、通知ワークフローの変更など、パートナ・チャネル営業機能を設定する高レベルなタスクについて説明します。 また、検証ロジックを使用する標準フィールドのページ・レイアウトの変更、表示する必要がないロールへのフィールドの非表示、自分独自の保存済検索の作成など、ページ・コンポーザを使用したチャネル営業の設定タスクも示します。 詳細は、関連トピックを参照してください。
タスク |
説明 |
実行場所 |
---|---|---|
UIラベルの変更 |
パートナ・ユーザーのフィールド表示ラベルを変更します。 |
アプリケーション・コンポーザ |
特定のロールに関連付けられたフィールドのページ・レイアウトの変更 |
フィールドをロールに対して常に表示する必要があり、これらのフィールドが検証ロジックによってリンクされていない場合は、ロール別の動的レイアウトを使用します。 |
アプリケーション・コンポーザ |
検証ロジックを使用する標準フィールドのページ・レイアウトの変更 |
リンクされた論理依存関係を持つ、非表示の標準フィールドを表示する場合に使用します。 |
ページ・コンポーザ |
ロールのランディング・ページの変更 |
特定のパートナ・ロールで表示するフィールドまたは列を追加して、オブジェクトのリスト(ランディング)ページのレイアウトを変更します。 |
アプリケーション・コンポーザ |
アプリケーション・コンポーザで追加した新規フィールドを必要としないロールごとのフィールドの無効化 |
アプリケーション・コンポーザは、ロール別のオブジェクト・リスト(ランディング・ページ)表の編集をサポートしないため、アプリケーション・コンポーザで追加した新規フィールドを必要としないロールごとに、これらのフィールドを無効化する必要があります。 |
ページ・コンポーザ |
保存済検索の作成 |
エンド・ユーザーが検索を迅速に行い、フィルタできるように、独自の保存済検索(保存済リスト)を作成します。 |
ページ・コンポーザ |
リードの統合のための追加の標準設定の実行 |
プロファイルのオプションを設定し、割当ルールを確認し、査定テンプレートを設定します。 |
「設定および保守」作業領域、リード管理オファリング |
商談の統合のための追加の標準設定の実行 |
プロファイルのオプションを設定し、割当ルールを確認し、査定テンプレートを設定します。 |
「設定および保守」作業領域、営業オファリング |
ユーザーにパートナの商談アクションを通知する独自のワークフローの作成 |
商談が処理された際にパートナ・ユーザーに通知する顧客定義ワークフローを作成します。 |
アプリケーション・コンポーザ |
追加のチャネル営業のパートナ・リレーションシップ管理オブジェクトの変更
この項の内容は、このガイドに記載されている2つのビジネス・ユース・ケースを直接的にはサポートしていませんが、追加のパートナ・リレーションシップ管理オブジェクトを使用して、チャネル営業機能を拡張する場合は、次のビジネス・オブジェクトの承認要求が正しいリソースに送られるよう、BPMワークリストを使用して、承認ワークフローを変更する必要があります。
-
ディール登録
-
パートナ・プログラム登録
-
MDF
ワークスペースの使用による生産性の向上
ワークスペースは、検索を改善し、キー情報を提供することによりユーザーの生産性を高める、単一の統合された作業領域です。 チャネル・マネージャとパートナ・ユーザーは、個々の作業領域ではなくワークスペースですべての作業を実行できるようになりました。
ワークスペースUIをユーザーが使用できるようにするには、まず有効にして、それからワークスペースUIで有効にするオブジェクトと、適応型検索の索引を選択する必要があります。 次のパートナ・リレーションシップ管理オブジェクトをワークスペースに対して有効化できます。
-
ディール登録
-
パートナ
-
パートナ担当者
有効にすると、レコード詳細ページの「前」および「次」ボタンをクリックして、ワークスペース内のパートナ、パートナ担当者およびディール登録レコードをナビゲートできます。 この新しいナビゲーションにより、編集ページとリスト・ページ間の移動時間が大幅に短縮されます。
さらに、動的タブ内のパートナおよびパートナ担当者データにユーザーがアクセスできます(ワークスペースで使用可能な場合)。 トップレベルの動的タブにアクセスして、ネストされた動的タブで複数のレコードを同時に処理できます。 これらのタブの動作の詳細は、関連トピックの「動的タブとネストされた動的タブの使用」を参照してください。
ワークスペースに対して有効にできるすべてのオブジェクトの完全なリストは、関連トピックの「ワークスペースの有効化」を参照してください。