リード処理
リードは、リード処理を使用して管理します。 この項では、リードに対して実行する処理について簡単に説明します。 通常、リード処理は次のカテゴリにグループ化されます。
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標準的な作成、編集、削除機能と、一括更新などの更新機能
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リードの優先順位付けを支援するためのランキング、スコアリングおよび評価処理
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リードを追跡対象として適切なキューに入れるための受入、却下、再割当および取下げ処理
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販売追求を継続し、リードを売上予測に含めるための商談へのリードの変換
各処理を実行できるかどうかは、次によって決まります。
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自分のロールに割り当てられている権限
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リード営業チーム・メンバーとしてのアクセス・レベル
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リードの現在のステータス
リード処理の実行
単一および複数のリード・レコードを管理するために実行できる処理の一部を次に示します。
処理 | 摘要 |
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受入 |
リードの所有者を更新します。 「営業リード割当の要求」プロセスにより、事前定義ルールに基づいて営業チーム・テリトリとリソースが割り当てられます。 このルールは「リードのランキングの割当ルール」プロファイル・オプションで指定されたものです。 |
キャンペーンに追加 |
Oracle Eloquaで作成および更新されたマーケティング・キャンペーンにキャンペーン・メンバーとしてリードを追加できます。 追加したキャンペーン・メンバーがOracle Eloquaと同期されると、指定したマーケティング・キャンペーンに追加されます。 |
パートナの割当 |
単一のリードをパートナに割り当てる場合に使用します。 リードの販売チャネルは、リードが内部営業担当によって直接処理されているか(「ダイレクト」)、あるいは販売業者や再販業者などの外部パートナによって間接的に処理されているか(「パートナ」)を示します。 |
商談に変換 |
リード情報に基づいて商談を作成します。 リード・ステータスは「変換済」に更新されます。 |
アポイントメントの作成 |
リードを操作しているときにアポイントメントを作成するために使用します。 |
コール・レポートの作成 |
リードを操作しているときにコール・レポートを作成するために使用します。 コール・レポートは、営業担当が営業アクティビティで発生した事柄を確認し、関連項目の変更や主要な更新点を追跡できる中央的な場所です。 |
ノートの作成 |
リードを操作しているときにノートを作成するために使用します。 |
Create Task |
リードを操作しているときにタスクを作成するために使用します。 |
削除 |
「削除」処理を使用して、自分が所有しているリードのリストからリードを削除します。 |
コールのログ記録 |
リードとのコールが完了した後、コール詳細を記録できます。 |
評価 |
リード・ステータスを「適格」に更新し、自動営業リード分類プロセスをバイパスします。 |
一括更新 |
複数のレコードを選択したときに、リード概要作業領域の特定の属性とユーザー定義属性を一括更新します。 |
ランク |
「営業リード割当の要求」プロセスを発行し、「リードのランキングの割当ルール」プロファイル・オプションで指定された事前定義ルールに基づいて、リード・ランクを自動的に割り当てます。 ランクは、リードの優先度(「ホット」、「中」、「クール」など)を表します。 |
再割当 |
営業リード割当プロセスでリードを評価し、そのリードに営業チーム・メンバーとテリトリに再割当する際は、次の選択肢が提示されます。
再割当を行うには、リードのステータスが「適格」または「不適格」である必要があります。 ノート: 新しい所有者にリードが割り当てられたときに通知を送信できます。 詳細は、実装リファレンス・ガイドの「通知」の章にある「通知のサンプルGroovyスクリプト」の項を参照してください。
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取下げ |
リード・ステータスを取下げ済リードに更新して、リードを追跡する必要がなくなったことを示します。 |
却下 |
リード所有者を削除します。 受入済インジケータおよび割当ステータスも更新されて、リードが受入不可になったことが示されます。 リードは次の場合に、再割当が適格となります。
リードを検索するときに、却下事由とリードが却下された回数を確認できます。 この情報は分析の概要ページに表示され、リードを取り下げるべきかどうかの判断に利用できます。 |
スコア |
「営業リード割当の要求」プロセスを発行し、「リードのスコアリングの割当ルール」プロファイル・オプションで指定された事前定義ルールに基づいて、リード・スコアを自動的に割り当てます。 リードの割当スコアは評価スコアやアセスメント・スコアとは異なります。 リード・スコアは、リード・ランクや評価ステータス、テリトリおよびリソースを自動的に割り当てる事前定義ルールのソースとして使用できます。 |