事前定義関数式での明示的なプラン・コンポーネントおよびパフォーマンス・メジャー参照の管理
提供される一部のインセンティブ報酬事前定義関数は、プラン・コンポーネントまたはパフォーマンス・メジャーを参照します。 存在していないプラン・コンポーネントやメジャーを明示的に参照することはできないため、これらの事前定義関数を含んだ算式を使用してプラン・コンポーネントやメジャーを作成または複製する場合には、特別な操作が必要になります。
事前定義関数を含んだプラン・コンポーネントおよびパフォーマンス・メジャーの作成
按分プラン・コンポーネント加入関数とYTDターゲット・インセンティブ関数のいずれかまたは両方を使用するプラン・コンポーネントを作成するには、次の操作を行います。
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インセンティブ算式のプレースホルダ式を追加します。
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プレースホルダ・インセンティブ算式を適切な事前定義関数に置き換えます。
前の間隔達成、按分メジャー加入およびローリング平均達成関数のいずれかまたは複数を使用するメジャー算式を作成する場合にも、同じ操作が必要です。 プラン・コンポーネントやメジャーを作成するまでは、関連する入力属性を追加する際にそれらを選択できないため、この2段階のプロセスが必要となります。
これらの推奨名と式をプレースホルダ式ごとに使用して、有効なオブジェクトを作成し、簡単に置換できるようにプレースホルダを迅速に見つけられます。
推奨の式名 |
推奨の式 |
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PC Predefined Function Placeholder |
Measure result.ITD Output Achieved 「Measure result」を選択した後、既存のパフォーマンス・メジャーを選択し、「ITD Output Achieved」を選択する必要があります。 |
PM Predefined Function Placeholder |
SUM(Credit.Credit Amount) |
メジャー結果またはプラン・コンポーネント結果のユーザー定義オブジェクトを使用する場合は、属性も選択します。 属性選択における用語の定義を次に示します。
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PTDは期間累計です。 この期間はカレンダで定義されます。
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ITDは間隔累計です。 間隔は期間の数で定義され、たとえば四半期には月という期間が3つ含まれます。
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入力達成は、レート表に入力されたイベントごとの式結果です。
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ITD入力達成は、レート表への入力として使用される間隔当たりの式結果です。
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出力達成は、イベントごとのメジャーまたはインセンティブ算式の結果です。
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ITD出力達成は、間隔ごとのメジャーまたはインセンティブ算式の結果です。
事前定義関数を含んだプラン・コンポーネントおよびパフォーマンス・メジャーの複製
いずれかの事前定義関数を含んだプラン、プラン・コンポーネントまたはメジャーを複製する際には、元のプラン・コンポーネントやメジャーを新しいオブジェクトに置き換えるための式を編集します。
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前の間隔達成
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按分メジャー加入
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按分プラン・コンポーネント加入
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ローリング平均達成
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YTDターゲット・インセンティブ