処理するトランザクションのグループ化方法
パフォーマンスを改善するために、トランザクションを物理バッチにグループ化できます。
トランザクションをグループ化するには、次のいずれかの方法を使用します。
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処理するクレジットの数に応じて、バッチを処理する最も効率的な方法を決定するようにアプリケーションに指示する。
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ソース・アプリケーションからバッチ情報をインポートする。
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バッチ番号パラメータを設定する。
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参加者ごとにバッチ番号を指定する。
アプリケーションによるバッチ処理方法の決定
処理するクレジットの数に基づいて、計算バッチがアプリケーションで自動的に決定されます。 処理するクレジットの量および含まれる参加者の数に基づいて、各計算バッチに含める最適なバッチ数およびバッチ・サイズ(参加者の数)が決定されます。 この方法を有効にする方法は次のとおりです。
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「設定および保守」作業領域で、次の設定を使用します。
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オファリング: 営業
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機能領域: インセンティブ
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タスク: パラメータの管理
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「パラメータの管理」ページで、「計算バッチ処理」パラメータの「アプリケーションで決定されたバッチ数およびバッチ・サイズを使用」を選択します。
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変更内容を保存します。
ソース・アプリケーションからのバッチ情報のインポート
「パラメータの管理」UIでは、「バッチ処理パラメータ」領域で「分類およびクレジット処理バッチ処理」と「積上および計算バッチ処理」の「トランザクション・レベルで提供されたバッチ情報を使用」オプションを選択します。 アプリケーションでは、各トランザクションを1つのエンティティから別のエンティティに移動する際(たとえば、トランザクションからクレジット、クレジットから利益に移動する際)に、バッチ番号が保持されます。
バッチ番号パラメータの設定
バッチ番号パラメータを設定するには、設定および保守作業領域のパラメータの管理タスクを使用します。 次のパラメータに対し、「アプリケーションで決定されたバッチ・サイズを使用」オプションを選択します。
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分類およびクレジット処理バッチ処理
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積上および計算バッチ処理
参加者バッチの構成
管理者は、ワークロードの処理を均衡化するために、分類、クレジット処理、積上および計算プロセスを構成し、トランザクションの量に応じて参加者を特定の番号のバッチにグループ化できます。 この機能により、トランザクション・データにスキューがある場合やデータ量が大量である場合にも、処理パフォーマンスを最大化できます。 たとえば、毎週数十万単位のクレジット・トランザクションを受け取る参加者を、個別のバッチ(各参加者に1つずつ)に配置して処理することもできます。 その後、トランザクション数の少ないその他の参加者を別のバッチに配置できます。
参加者のバッチ番号を指定した場合、アプリケーションでは、その番号を使用して参加者がグループ化されます。 同じバッチ番号を持つ参加者はすべて、処理用にグループ化されます。 すべての参加者にバッチ番号を指定しなかった場合、番号のない残りの参加者のトランザクションは、異なるバッチに均等に分割されます。 それらのバッチの番号は、バッチ番号の値によって決定されます。
ここで、参加者のバッチ番号を指定します。
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「設定および保守」作業領域で、「パラメータの管理」タスクを選択します。
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次のパラメータのいずれかまたは両方に、「参加者に提供されたバッチ情報を使用」オプションを選択します。
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分類およびクレジット処理バッチ処理
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積上および計算バッチ処理
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変更内容を保存します。
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参加者割当、参加者バッチ・グループの管理に移動します。
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検索を使用して、バッチに割り当てられた参加者を検索できます。
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各参加者について、適用可能なプロセスのいずれかまたはすべてのバッチ番号を入力できます。
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計算
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分類
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積上
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クレジット処理
バッチ番号には、任意の数字を使用できます(正の整数であれば)。
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