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見積使用量を使用した請求

使用ベースのサブスクリプション製品については、見積使用量に基づいて事前に顧客に請求できます。

「価格設定」タブでは、次に基づいて使用手数料の価格を設定できます。

  • 見積金額または見積数量と請求ルール。

  • 最小金額または最小数量。

見積使用量に基づいて顧客に請求したら、実績使用量を取得した後で、「使用量請求明細の調整」スケジュール済プロセスを実行して請求金額を調整できます。 このスケジュール済プロセスでは、見積使用量に基づいて請求された金額が実績使用量と比較され、決済が作成されます。

また、見積の定義とともに、または見積の定義とは関係なく、手数料期間ごとに最小コミット使用量のしきい値を定義することもできます。 請求期間の実績使用量が定義済の最小しきい値を下回った場合は、最小使用量の値が請求に使用されます。

最小使用量と見積使用量の両方を設定する場合は、見積使用量の値を最小使用量の値より大きくする必要があります。 ドラフト・ステータスのサブスクリプションについて最小使用量または見積使用量を設定できます。 サブスクリプションがアクティブ化されると、これらのフィールドは読取り専用になりますが、サブスクリプションを修正して、これらのフィールドを変更できます。

見積使用量の追加

見積使用量の値を定義し、請求金額を調整する方法は、次のとおりです。

  1. サブスクリプションの詳細ページにナビゲートします。

  2. 「製品」セクションから、使用ベースの製品を選択します。

  3. 「製品の編集」ページで、「価格設定」サブタブをクリックします。

    1. オプションで、「最小金額」フィールドまたは「最小数量」フィールドに値を入力します。

    2. 「見積」列の「追加」アイコンをクリックして、見積の値を追加します。

  4. 「使用量見積」ウィンドウで、次の手順を実行します。

    1. 「見積方法」の値を「見積数量」または「見積金額」として選択します。

    2. 「見積数量」フィールドまたは「見積金額」フィールドに値を入力します。

    3. 「請求ルール」をAdvance InvoiceまたはArrears Invoiceとして選択します。

    4. 「保存してクローズ」をクリックします。

    ノート: 次の理由により、見積使用量を使用している場合にのみ、使用手数料タイプが移入されます。
    • 使用量を見積もると、見積金額で新規明細が生成されます。
    • 月末に差異が計算され、調整値を含む3番目の明細が作成されます(これは、見積値を超える場合は請求でき、そうでない場合はクレジットされます)。
    使用手数料タイプには次のいずれかの値があります: 実績、見積または調整。
  5. 「請求要約」タブをクリックして、見積手数料について追加された新しい行を表示し、使用数量および金額を確認します。

  6. 「請求要約」タブ・ページで、「処理」をクリックし、請求スケジュール明細の生成を選択して請求スケジュール明細を生成します。

  7. サブスクリプションをアクティブ化します。

  8. 使用数量を含む行から、「処理」をクリックし、「使用数量の更新」を選択して使用数量を変更します。
  9. 「外部Webサービスからサブスクリプション使用データを取得」スケジュール済プロセスを実行して、実績請求明細の使用数量の値を取得します。

  10. 「サブスクリプションの価格設定情報のフェッチおよび請求スケジュールの生成」スケジュール済プロセスを実行して、実績請求明細の金額を取得します。

  11. 「サブスクリプション請求情報を売掛管理に送信」スケジュール済プロセスを実行して、請求明細をインタフェースします。 このスケジュール済プロセスを実行すると、「請求要約」タブで見積請求明細の「インタフェース済」値が「Y」に更新されます。

  12. 「使用量請求明細の調整」スケジュール済プロセスを実行して、請求金額を調整します。

同じ手数料IDの請求明細

同じcharge_idの請求明細の場合、いずれかの請求期間に検針がない場合、使用検針は正しく更新されません。 たとえば、同じcharge_idの4つの請求明細があり、そのすべてに2行目を除くメーター読取りがあるとします。 この場合、請求明細1のメーター読取りのみが更新されます。

次の点に注意してください。

  • すべてのメーターに初期検針が必要です。
  • すべての過去の請求期間には、少なくとも1つの検針が必要です。
  • 外部Webサービスからのサブスクリプション使用データの取得スケジュール済プロセスは、請求期間に対して1回のみ実行できます。 プロセスの実行後に入力された検針は、翌月に対して計算されます。

見積使用数量の更新

過去または予測の消費に基づいて、契約期間の使用量ベースのサブスクリプション製品の見積使用数量を更新できます。 インタフェースされていない明細の見積使用数量のみを更新できます。

見積使用数量を更新する方法を次に示します。

  1. 使用量ベースのサブスクリプション製品の「製品の編集」ページにナビゲートします。

  2. 「請求要約」タブをクリックします。

  3. インタフェースされていない請求明細にナビゲートし、「処理」列の歯車アイコンをクリックします。

  4. 「使用数量の更新」をクリックします。

  5. 「使用量見積」ウィンドウで、次の手順を実行します。

    • 「見積方法」の値として「見積数量」を選択します。

    • 「見積数量」フィールドに、見積使用数量の更新値を入力します。

  6. 「保存してクローズ」をクリックします。

    ノート: 見積数量が製品手数料レベルで更新されたら、請求明細を再生成してください。

注意事項

見積使用量を使用する際には、次の点に注意してください。

  • 請求が手数料期間よりも頻繁に発生する場合、または一部期間請求がある場合は、それに応じて、その請求明細に対する見積および最小使用量の値が按分されます。

  • 「実績」請求明細を売掛管理にインタフェースすることはできず、この使用手数料タイプには、「インタフェース日付」、「請求書テキスト」、「請求日付」、「請求書番号」などの請求書詳細は表示されません。

  • アプリケーションが実績使用量の値を取得する前にサブスクリプションを終了し、「使用量請求明細の調整」スケジュール済プロセスが完了すると、請求金額に基づいてクレジットが生成されます。 この金額は、クローズ日または一時停止日に基づいて按分されます。 実績使用量が使用できるようになると、調整スケジュール済プロセスでは、請求金額に基づいて必要な調整が行われます。

  • サブスクリプションを修正すると、新しいドラフト・サブスクリプション明細に見積属性がコピーされます。 ただし、サブスクリプションを複製する場合、手数料はコピーされません。 したがって、見積属性は元のサブスクリプションから新しいサブスクリプションにコピーされません。

  • 「使用量見積」ウィンドウで、請求ルールをAdvance Invoiceとして選択した場合、次のようになります。

    • 見積方法に基づいて使用手数料が事前に請求されます。

    • 実績使用量の値が取得されると、請求期間の決済が作成されます。

    • 決済クレジット・メモの日付は、前月の請求書に関連付けられます。

  • 「使用量見積」ウィンドウで、請求ルールをArrears Invoiceとして選択した場合、次のようになります。

    • 使用量の読取りを使用できる場合、実績使用量に基づいて使用手数料が請求されます。

    • 実績使用量の読取りを使用できない場合は、見積読取りが使用されます。 実績使用量の値が取得されると、請求期間の決済が作成されます。

  • 更新できるのは見積使用数量のみで、見積使用金額は更新できません。

  • インタフェースされた請求明細の見積使用数量は更新できません。