サブスクリプション価格設定の概要

最初に、サブスクリプションの価格設定戦略を設定する必要があります。

このサブスクリプションの価格設定戦略は、サブスクリプションの作成時に、ビジネス・ユニット、法的エンティティ、番号およびプライマリ・パーティを入力すると取得されます。明細を追加すると、価格設定情報が自動的に取得されます。

各種価格設定戦略を次に示します。

価格設定戦略	摘要
柔軟な価格設定プラン	単一SKUの繰返し手数料および使用手数料に使用されます。
階層価格設定	数量または使用数量に基づいて単価または割引を変更します。
自動価格修正	SKUの1つ以上の手数料のプロモーションおよび割引を設定します。
手動価格修正	サブスクリプションの価格を手動で変更します。
カバレッジ価格設定	対象となる資産や製品に基づいてサポート・プランを価格設定します。
記念日価格設定	条件付きまたはエバーグリーン・サブスクリプションについて、定期的に価格を増額します。

柔軟な価格設定プラン

この価格設定戦略は、一時手数料、繰返し手数料または使用ベースの手数料を使用するサブスクリプションに使用します。定価または正価を価格設定プランとして柔軟に使用して価格修正を計算できます。

この価格設定戦略は、価格リストの数量ベースまたは金額ベースの階層を使用するサブスクリプションに使用します。次のことが可能です。

この価格設定戦略は、単純、階層化、属性ベースなど、複数のレベルで割引ルールを使用するサブスクリプションで使用します。

この価格設定戦略は、価格設定管理者が価格リストを管理するサブスクリプションに使用します。正価または定価に複数の裁量割引を適用できます。

ラップトップ、自動車修理または家電製品サービスの延長保証など、特定の期間の製品または資産のサービスを対象とするサポート・プランを顧客が購入できるサブスクリプションに対してこの価格設定戦略を使用します。

この価格設定戦略は、計画済価格設定が経時的に変化するサブスクリプションに使用します。たとえば、特別提供価格を顧客向けに提供してエントリ価格を低くし、徐々に引き上げていくことができます。