カスタム・オブジェクトおよびカスタム属性を持つパーティに対する生存ルールは何ですか。
このトピックでは、カスタム・オブジェクトおよびカスタム属性を持つパーティをマージするための生存ルールを定義する方法について説明します。
たとえば、最大数のカスタム・オブジェクトを持つパーティや特定の属性を持つパーティをマスターとして選択する「マスター・レコードの設定」タイプの生存ルールを定義できます。 特定の属性の最小値を選択する「属性値の設定」タイプの生存ルールを定義することもできます。
カスタム・オブジェクトおよびカスタム属性
Oracle Application Composerを使用して、CX Sales and Fusion Serviceアプリケーションを構成および拡張できます。 アプリケーション・コンポーザにより、Oracle CX Sales and Fusion Serviceアプリケーションのオブジェクト・モデルを拡張できます。 新しいフィールド(カスタム・フィールドまたはカスタム属性)を既存のオブジェクト(標準オブジェクト)に追加することで、CX Sales and Fusion Serviceオブジェクトを構成できます。 または、まったく新しいオブジェクト(カスタム・オブジェクト)および関連フィールド(カスタム属性)を作成します。
生存ルールでのカスタム・オブジェクトおよびカスタム属性
次の表に、標準オブジェクトまたはカスタム・オブジェクトに対して実行できる基本的なマージ操作を示します。
オブジェクト |
例 |
マージ可能 |
転送可能 |
削除可能 |
---|---|---|---|---|
標準トップレベル・オブジェクト |
アカウント/組織 担当者/個人 |
はい |
トップレベル・オブジェクトには適用不可 |
トップレベル・オブジェクトには適用不可 |
標準子オブジェクト |
住所 電話 |
はい(データ・スチュワードUIでのレビューにより) |
はい(マージまたは削除されていない場合のデフォルト) |
はい(データ・スチュワードUIでのレビューにより) |
標準子オブジェクト |
リード 商談 |
いいえ |
はい(常に) |
いいえ |
カスタム・トップレベル・オブジェクト |
適用不可(実装固有) |
いいえ |
トップレベル・オブジェクトには適用不可 |
トップレベル・オブジェクトには適用不可 |
カスタム子オブジェクト |
適用不可(実装固有) |
いいえ |
はい(常に) |
いいえ |
次の表に、「マスター・レコードの設定」タイプおよび「属性値の設定」タイプの生存ルールの条件、句およびアクションを定義するときに、これらのオブジェクトおよび属性を使用できるかどうかを示します。
オブジェクト |
例 |
「マスター・レコードの設定」ルールの条件で使用可能 |
「マスター・レコードの設定」ルールの処理で使用可能 |
「属性値の設定」ルールの条件で使用可能 |
「属性値の設定」ルールの処理で使用可能 |
データ・スチュワードUIでの属性上書きで使用可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
標準トップレベル・オブジェクト |
アカウント/組織 担当者/個人 |
はい(標準属性とカスタム属性) |
はい(標準レコードID属性) |
はい(標準属性とカスタム属性) |
はい(標準属性とカスタム属性) |
はい(標準属性とカスタム属性) |
標準子オブジェクト |
住所 電話 |
はい(標準属性とカスタム属性) |
いいえ(子オブジェクトの生存はサポート対象外) |
いいえ(子オブジェクトの生存はサポート対象外) |
いいえ(子オブジェクトの生存はサポート対象外) |
いいえ(子オブジェクトの属性上書きはサポート対象外) |
標準子オブジェクト |
リード 商談 |
はい(標準属性とカスタム属性) |
レコードをマージできない場合は適用不可 |
いいえ |
レコードをマージできない場合は適用不可 |
レコードをマージできない場合は適用不可 |
カスタム・トップレベル・オブジェクト |
適用不可(実装固有) |
いいえ |
レコードをマージできない場合は適用不可 |
いいえ |
レコードをマージできない場合は適用不可 |
レコードをマージできない場合は適用不可 |
カスタム子オブジェクト |
適用不可(実装固有) |
はい(すべての属性がカスタム) |
レコードをマージできない場合は適用不可 |
いいえ |
レコードをマージできない場合は適用不可 |
レコードをマージできない場合は適用不可 |