市場データの報酬タイプ

最初のタスクは、市場データに表示されるようにする報酬タイプを定義することです。報酬タイプを使用すると、基本給や賞与などの様々な種類の支給を識別し、各タイプのサーベイ・データをインポートできます。

「報酬タイプ」ページは、「報酬」作業領域の「市場データ」にあります。

「報酬タイプ」ページでは、市場ターゲットを指定します。たとえば、基本給で市場の第50百分位数をターゲットにする場合、そのオプションを選択できます。基本給では第40百分位数をターゲットにし、賞与では第60百分位数をターゲットにする場合は、支給のその組合せをここで指定します。ターゲットがアプリケーション内に出現すると、常に、市場複合で表示されます。

一般的な報酬タイプがいくつか提供されていますが、独自のものを追加できます。たとえば、役員に補足生命保険を提供し、サーベイ・データの競合相手全体でそれをレビューするとします。役員福利厚生補足生命保険という名前の報酬タイプを作成します。「報酬グループ」として「福利厚生」を選択し、「データ型」として「その他」を選択します。

それぞれの国について市場ターゲットを個別に設定する必要がある場合は、そのように作成してサーベイ・データをロードします。たとえば、インドの給与の市場ターゲットが60%で、米国が50%である場合、それらについて個別の報酬タイプを作成します。一方の報酬タイプでインドの給与をロードし、もう一方で米国の給与をロードします。