総合報酬文書定義を作成するためのガイドライン

文書定義はテンプレートとして機能し、生成される文書のレイアウトとコンテンツを決定します。文書定義により、報酬カテゴリに追加された報酬項目の表示が構成されます。

このトピックの内容は、次のとおりです。

  • 文書定義のアプローチ

  • 文書およびコンポーネントの再利用

  • カテゴリの編集

  • 文書表示の柔軟性

  • 反復設計プロセス

文書定義のアプローチ

文書定義は、次のいずれかの方法を使用して作成できます。

  • 文書の階層を構築する際に、項目およびカテゴリ・コンポーネントを作成します。

  • 最初に項目およびカテゴリの基本ブロック・コンポーネントを定義し、それらを階層的に関連付けます。

2番目のアプローチでは、項目とカテゴリの再利用が複数の文書間で促進されます。

「XMLのエクスポート」および「XMLのインポート」処理を使用して、環境間または同僚間で文定義を共有することもできます。インポート時には、処理中のオブジェクトがあります。文書定義を同僚と共有する場合は、ソースが異なります。カテゴリおよびサブカテゴリには、一部完了済アイコンが表示されます。未完了の項目またはカテゴリはすべて完了する必要があります。次に、新しくインポートした文書定義を使用して文書を生成します。

文書およびコンポーネントの再利用

次のことが可能です。

  • 複数の雇用主、複数の国、および複数の通貨を1つの文書に含めます。

  • 別の雇用主に属するソースで報酬項目を追加します。

  • 複数の文書で同一のカテゴリを使用します。

  • 文書定義を再使用するには、新しい文書期間を追加してから、後続の期間の定義を変更します。

  • 他の定義を始めるには、まず定義を複製します。

カテゴリの編集

カテゴリを編集すると、そのカテゴリを(カテゴリまたはサブカテゴリとして)使用するすべての文書定義に影響します。これは、「報酬カテゴリの管理」ページと「文書定義の管理」ページのどちらから編集するかに当てはまります。例外: 報酬カテゴリの表示名は、名前を作成または編集する文書定義にローカルであり、報酬カテゴリには影響しません。

文書表示の柔軟性

文書定義の最上位レベルのカテゴリは、オプションの要約ページおよび文書内の個別のページに表示されます。

オプションの要約ページ:

  • 就業者に、グラフおよび表で総合報酬の概要を表示します。

  • 通貨セクションと非通貨セクションに含まれる最上位レベル・カテゴリの合計が表示されます

要約ページから詳細なカテゴリ・ページにドリルダウンしたり、カテゴリの構成に応じて地域領域ナビゲーション・リンクを使用できます。

反復設計プロセス

最上位レベルの報酬カテゴリおよび文書定義の構成は、反復プロセスです。カテゴリ、文書定義および表示オプションの編集中に、文書を複数回生成、表示、パージおよび再生成します。