総合報酬文書の作成の概要

基本給、変動報酬、付加給付、福利厚生費用および有給休暇などの支払を含む、総合報酬文書の設計、内容および提供を構成します。

次の図は、総合報酬文書の構造と、項目およびカテゴリの表示方法を示しています。

項目を作成し、それらをカテゴリに追加した後で、
カテゴリを文書定義に組み立て、総合報酬文書を
生成します。

総合報酬文書を作成するには、アプリケーションの実装者と報酬管理者が次の手順を実行します。

  1. 就業者に支払われる見積金額または実績金額のソースまたは会社で発生したコストにマップする報酬項目を定義します。

  2. 報酬項目を現金報酬、基本給、福利厚生または会社の株式などのカテゴリに編成します。

  3. カテゴリを文書定義に組み立てます。

    • 文書定義の最上位レベルのカテゴリは、オプションの要約ページおよび文書内の個別のページに表示されます。

    • カテゴリ詳細を1ページに表示するか、受信者が明細書の詳細にドリルできるようにします。

    • データ、就業者の指示、報酬ポリシーや福利厚生プラン詳細などの補足情報のオプションのグラフィカル表示を構成します。

    • 文書データが有効な期間を定義し、各期間にオプションの「ようこそ」メッセージを追加します。

  4. 文書の利用可否、デフォルトの株価、および見積値に使用する通貨を管理する設定を構成します。

  5. 報酬マネージャによるレビュー用に、マネージャ階層を含む選択した就業者フィルタによって文書を生成します。

  6. プロセス・ログをモニターします。
  7. 就業者が文書を表示できるようにします。

  8. 不要な文をパージし、要約および詳細なオンライン・レポートを含むプロセスを監視します。

総合報酬文書を定義するには、「報酬」作業領域の「総合報酬文書」タスク・リストを使用します。