文書定義の計画のベスト・プラクティス

総合報酬文書定義を何種類作成するかと、それぞれのコンテンツのプレゼンテーションを計画するときに、特定の文書エレメントとオプションを検討する必要があります。

考慮する文のエレメントとオプションは次のとおりです。

  • 文書の対象者

  • 文書定義詳細

  • 文書期間

文書の対象者

文書の対象者に応じて、様々な文書定義を作成できます。文書の対象者を制限するには、次の2つの方法を個別に、または組み合せて使用します。

  • 「文書オプション」タブで、文書に適格プロファイルを添付する。

    例: 次の方法を使用して、ビジネス・ユニットの中で、個別拠出者と役員レベルの就業者に対して、それぞれ個別に文書定義を作成します。

    1. 個別拠出者と役員就業者に違いを付けるような適格プロファイルを作成する。

    2. 対応する文書定義にそれぞれの適格プロファイルを添付する。

  • 次の移入フィルタ・パラメータを使用して、文書を生成するときの対象者を指定する。

    • ビジネス・ユニット

    • 福利厚生グループ

    • 国別仕様データ・グループ

    • ユーザー定義の個人選択Formula

    • ユーザーが選択した1人の個人

文書定義詳細

対象者に適したカテゴリと項目の文書階層を構築します。表およびグラフィックの表示、摘要テキスト、補足情報を構成します。

文書期間

任意の期間をカバーする文書を作成するには、文書定義の「期間」タブで開始日と終了日を指定します。一度に複数の期間を作成できます。各文書期間について、さらに次の内容を指定します。

  • 文書期間表示名(オプション)

    例: 開始日と終了日のデフォルト表示ではなく、その期間に「2011 Annual Statement」という名前を付ける。

  • 就業者がその文書を利用できるようになる日付

  • 通貨換算に使用される換算レートの日付

  • オプションの「ようこそ」メッセージ