「ワークフォース報酬データのリフレッシュ」プロセス

個人、HR、給与、割当セグメントおよび退職した就業者のデータに対する最新の変更を含めるには、「ワークフォース報酬データのリフレッシュ」プロセスを実行します。また、適格性を再評価したり、プラン階層、期日、通貨換算レート、動的列、アラートおよび要約セクション合計をリフレッシュする場合にも、このプロセスを実行します。

リフレッシュ日

選択したリフレッシュ・オプションに関連付けられたデータ、計算および評価をリフレッシュするためにプロセスで使用される日付を指定します。

  • 実績プロセス実行日: 適格性を含むすべてのリフレッシュにプロセスが実行された時点のシステム日付を使用します。
  • プラン・サイクル日付: 適格性のリフレッシュには指定した適格決定日を使用し、他のすべてのリフレッシュには指定したHRデータ抽出日を使用します。
  • 特定日付: 適格性を含むすべてのリフレッシュに選択した日付を使用します。

事前定義アラートは、リフレッシュ日ではなくアラート・タイプに従って表示されます。また、新しい給与範囲や支給率など、新しい等級への昇格・昇進に関連付けられた給与メトリックでは、昇格・昇進有効日が使用されます。リフレッシュ日は使用されません。ワークフォース報酬データのリフレッシュ・プロセスを実行すると、「ワークシート・マネージャがライン・マネージャと不一致」事前定義済アラートが保持されます。プラン設定のプライマリ階層ソースがプライマリ・マネージャ階層以外のものに設定されている場合、「プライマリ・マネージャ階層のリフレッシュ」パラメータを使用してください。

1回のみのリフレッシュを実行するには、これらのうち任意のリフレッシュ日を選択できます。たとえば、最近更新された割当セグメント・データを個人が使用するようにするとします。任意のリフレッシュ日を使用して、それらの変更をプラン・マネージャおよびその他のレビュー担当者にプッシュする時期を指定できます。

繰返しリフレッシュをスケジュールするには、ほとんどの場合、「実績プロセス実行日」または「プラン・サイクル日付」オプションを使用します。たとえば、退職や異動などの最新の雇用変更、および要約合計を個人のワークシートに表示するとします。実績プロセス実行日は、プロセスが実行されたときのシステム日付になるため、これを使用してHRデータの夜間の繰返しリフレッシュをスケジュールします。各リフレッシュは、実行されるたびに1日ずつ変更されます。

「完全リフレッシュ」または「HRデータのリフレッシュ」のいずれかのオプションを選択してリフレッシュ・プロセスを実行すると、リフレッシュ・プロセスの実行時に選択した有効日時点で、プランの就業者部分の「現行等級ラダー」および「現行等級ステップ」の値がグローバルHRからリフレッシュされます。

リフレッシュ・オプション

1つ以上のリフレッシュ・オプションを選択して、処理することができます。多くのオプションについて、1つのオプションを選択すると、相互に関連するリフレッシュも選択されます。たとえば、「列デフォルトのリフレッシュ」を選択すると、動的列、アラートおよびワークシートの要約セクションの合計をリフレッシュするオプションも自動的に選択されます。

ヒント: 通常、プライマリ・プラン・マネージャおよび就業者適格の手動変更は元の値に戻ります。「就業者の管理」タスクを使用すると、上書きしない変更を指定できます。