雇用関連データの問題の確認および訂正
「雇用データ整合性問題の訂正」プロセスを使用して、雇用データ整合性に関する問題を検出して訂正します。このプロセスは、「スケジュール済プロセス」作業領域から実行します。
このプロセスでは、次の問題がレポートおよび修正されます。
-
無効なPersonタイプ使用レコード
-
アサイメントおよび雇用関係によって異なる雇用主
-
「プライマリ・アサイメント」フィールドが「Y」に設定されている勤務条件
-
アサイメントおよび勤務条件によって異なるビジネス・ユニット
-
非アクティブな雇用関係のアクティブな勤務条件またはアサイメント
-
アサイメントおよび雇用関係によって異なる国別仕様
-
Peopleグループがあり体系情報がないアサイメント
-
アサイメント・レコードで欠落しているPersonタイプ
-
アサイメントで異なるユーザーおよびシステムPersonタイプ
-
退職日後に作成された上長レコード
-
退職日を超えて延長された上長レコード
-
Personタイプ使用で異なるユーザーおよびシステムPersonタイプ
-
重複している勤務時間パターン・レコード
-
アサイメントで異なるフレックスフィールド体系およびPeopleグループ
-
マネージャ・タイプがライン・マネージャでない場合、「プライマリ」フィールドは「Y」に設定
問題を検出して訂正し、その結果を確認するには、次の手順を指定されている順序で実行する必要があります。
-
プロセスの選択
-
要約モードの使用
-
レポート・モードの使用
-
更新モードの使用
-
問題が訂正されているかどうかの確認
プロセスの選択
-
「ナビゲータ」→「ツール」→「スケジュール済プロセス」をクリックします。
-
「新規プロセスのスケジュール」をクリックし、「タイプ」フィールドで「ジョブ」をクリックします。
-
「名前」リストを展開し、「検索」をクリックします。
-
「名前」ボックスに「雇用」と入力し、「検索」をクリックします。
-
検索結果表で「雇用データ整合性問題の訂正」を選択し、「OK」をクリックします。
-
「新規プロセスのスケジュール」ダイアログ・ボックスで、「OK」をクリックします。
要約モードの使用
要約モードでプロセスを実行し、問題の数(ある場合)をリストする.csvファイルを生成します。このモードでは、1人またはすべての個人に対してプロセスを実行できます。
-
「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで、「モード」リストから「要約」を選択します。
-
「名前」リストで、プロセスを実行する個人を選択します。
ノート: リストから名前を選択しない場合、プロセスはすべての個人に対して実行されます。 -
「送信」をクリックし、「確認」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックします。プロセスIDを書き留めます。
-
「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで「クローズ」をクリックします。
「概要」ページの検索結果表でプロセスIDを含む行を選択すると、.zipファイルを表示できます。
レポート・モードの使用
.csvファイルで問題を見つけた場合は、レポート・モードでプロセスを実行して、.zipファイルを生成します。.zipファイルには、各整合性チェック用の.csvファイルが含まれています。.csvファイルには、問題の詳細およびその問題の影響を受ける個人が示されます
-
「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。「名前」リストから「雇用データ整合性問題の訂正」を選択し、「OK」をクリックします。
-
「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで、「モード」リストから「レポート」を選択します。
-
「送信」をクリックし、「確認」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックします。プロセスIDを書き留めます。
-
「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで「クローズ」をクリックします。
「概要」ページの検索結果表でプロセスIDを含む行を選択すると、.zipファイルを表示できます。
更新モードの使用
更新モードでプロセスを実行して、問題を訂正します。プロセスの実行後、各整合性チェック用の.csvファイルを含む.zipファイルが生成されます。.csvファイルには、更新後の問題の詳細が示されます。
-
「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。「名前」リストから「雇用データ整合性問題の訂正」を選択し、「OK」をクリックします。
-
「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで、「モード」リストから「更新」を選択します。
-
「送信」をクリックし、「確認」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックします。プロセスIDを書き留めます。
-
「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで「クローズ」をクリックします。
「概要」ページの検索結果表でプロセスIDを含む行を選択すると、.zipファイルを表示できます。
問題が訂正されているかどうかの確認
要約モードでプロセスを再度実行して、問題が訂正されたことを確認します。