処理事由クライアント値リストの値の制限を増やす方法

Oracle HCM Cloudで使用されるクライアント値リスト(LoV)では、25個までの値の制限を増やすことができます。ここでは、終了ページで使用される処理事由クライアントLoVの値を25個より大きくする手順の例を示します。

例では、次のテスト・データを使用します。
  • 処理: 辞職
  • 関連付けられた処理事由(30個): 辞職事由01から辞職事由30まで
ノート: クライアントLoVの値の数を増やすと、パフォーマンスが低下し、ユーザー・エクスペリエンスに影響する可能性があります。

サンドボックスの作成と有効化

  1. 「ナビゲータ」「構成」「サンドボックス」をクリックします。
  2. 「サンドボックスの作成」をクリックします。
  3. 「名前」を入力します。
  4. HCMエクスペリエンス設計スタジオおよびページ・コンポーザのオプションの「アクティブ」チェック・ボックスを選択します。
  5. 作成して入る」をクリックして入力します

「退職」ページの処理事由の数の確認

  1. ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」「雇用」「退職」を選択します。
  2. 処理事由を表示する個人を検索して選択します。
  3. 「雇用関係の終了」ページで、「辞職」処理を選択し、処理事由を展開します。
    ノート: 25個の処理事由(個人的な事由、辞職事由01から辞職事由24)が表示されます。

25個を超える項目を表示するための処理事由値リストの構成

  1. 「ツール」メニューで、「ページ・コンポーザ」を選択します。
  2. 「構造」タブをクリックし、「処理事由」フィールドを選択します。
  3. 共有コンポーネントの編集を確認ダイアログ・ボックスで、「編集」をクリックします。
  4. ページの下部までスクロールし、ツール・バーを上方向にドラッグしてページ・コンポーネントを表示します。
  5. secureInputSearchコンポーネントの横にある「コンポーネントの編集」リンクをクリックします。
  6. 共有コンポーネントの編集を確認ダイアログ・ボックスで、「編集」をクリックします。
  7. searchSectionコンポーネントをクリックし、ツールバーのsearchSectionのプロパティの表示アイコンをクリックします。コンポーネントのデータURLがダイアログ・ボックスに表示されます。
  8. データURLフィールドの値をテキスト・エディタにコピーします。値は次のようになります: #{backingBeanScope.TerminationWhenAndWhyBean.terminationReasonDataURL}
    ノート: データURLの値は、REST APIの応答をフェッチする際に使用されます。デフォルトでは、この値は25に制限されています。必要なパラメータ制限を追加することで、デフォルト値を大きくできます。
  9. 値を編集して、最後に制限句を追加します(#{'&limit=50'})。50という数字は、処理事由フィールドに50行を表示する必要があることを示します。編集した値は次のようになります: #{backingBeanScope.TerminationWhenAndWhyBean.terminationReasonDataURL}#{'&limit=50'}
  10. データURLフィールドを展開し、「上書き」を選択します。
  11. データURLフィールドを再度展開し、「式ビルダー」を選択します。
  12. ステップ9で編集した値を「値または式の入力」フィールドにコピーし、「OK」をクリックします。
  13. 「適用」,をクリックし、「OK」をクリックします。
  14. 「クローズ」をクリックしてページ・コンポーザを終了します。
  15. 「雇用関係の終了」ページの「処理事由」フィールドにナビゲートします。構成したすべての値が「処理事由」フィールドに表示されます。