文書レコードの値セットでのフレックスフィールド・パラメータの構成
文書レコード・フレックスフィールド・セグメントの値セットを作成するときに、個人IDを入力パラメータとして使用します。
ビジネス要件: MegはVision Corporationの従業員です。配偶者や母親など、連絡先の文書レコードを作成する必要があります。文書レコードを作成する連絡先の名前を簡単に選択できます。
タスクの概要
-
PER_DOCUMENTS_OF_RECORD_DFF文書レコード付加フレックスフィールド(DFF)のセグメントを定義します。
-
従業員(Meg)の個人IDに基づいて連絡先の値を表示する値セットを定義します。
DFFのセグメントの定義
-
「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
-
機能領域: ワークフォース情報
-
タスク: 文書レコード付加フレックスフィールド
-
-
「文書レコード付加フレックスフィールド」ページで、「レコード文書属性」行を選択し、「処理」メニューの「編集」をクリックします。
-
「グローバル・セグメント」領域で「作成」(+)アイコンをクリックし、次の値を入力してセグメントを作成します。
-
名前: 連絡先
-
摘要: 従業員の連絡先のリストを表示します。
-
データ型: 数値
ノート: GLB_BIRTHコンテキスト・コードの下にセグメントを作成する必要があります。 -
DFFの値セットの定義
-
「値セットの作成」をクリックします。
-
「値セットの作成」ページで次の値を入力します。
-
値セット・コード: EMP_CONTACT
-
摘要: 従業員の連絡先を含む値セット。
-
モジュール: グローバル人事管理を検索して選択します
-
検証タイプ: 表
-
値データ型: 文字
-
-
「FROM句」フィールドに、次の構文を入力します。
PER_CONTACT_RELSHIPS_F CR, per_person_names_f_v ppnf
-
「値列名」フィールドに、ppnf.display_nameと入力します。
-
「ID列名」フィールドに、ppnf.person_idと入力します。
-
「開始日列名」フィールドに、to_date(null)と入力します。
-
「終了日列名」フィールドに、to_date(null)と入力します。
-
「WHERE句」フィールドに、次の構文を入力します。
CR.PERSON_ID = :{PARAMETER.PERSONID} and CR.CONTACT_PERSON_ID = ppnf.person_id and trunc(sysdate) between CR.effective_start_date and CR.effective_end_date and trunc(sysdate) between ppnf.effective_start_date and ppnf.effective_end_date
-
「保存してクローズ」を3回クリックして、「文書レコード付加フレックスフィールド」ページに戻ります。
-
「フレックスフィールドのデプロイ」をクリックします。
-
「OK」をクリックしてから、「完了」をクリックします。
Megとしてログインし、「出生」タイプの文書レコードを作成します。Megの連絡先がフレックスフィールド・セグメント値リストに表示されます。文書レコードを作成する連絡先を選択できます。
フレックスフィールド・セグメントの値のデフォルト設定
値セットを使用すると、値セットに値が1つしかない場合でも、表示は常に値リストになります。特定のフレックスフィールド・セグメントで単一の値をデフォルト設定するシナリオでは、初期デフォルトのデフォルト・タイプ値としてSQLを選択する必要があります。これは、個人番号をデフォルト設定するサンプルのSQLです。
-
選択した就業者の個人番号をデフォルト設定するには:
select person_number from per_all_people_f where sysdate between effective_start_date and effective_end_date and person_id = :{PARAMETER.PERSONID}
-
ログイン・ユーザーの個人番号をデフォルト設定するには:
select person_number from per_all_people_f where sysdate between effective_start_date and effective_end_date and person_id = HRC_SESSION_UTIL.GET_USER_PERSONID