後任プランの推測の在職者によるプラン・アクセスの決定方法
後任プランの作成対象となったジョブまたはポジションに就いているユーザーのことを、推測の在職者と呼びます。
自動プラン・アクセス・メソッドでは、公開後任プランにアクセスできるのは次のユーザーのみです。
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プランの指定の所有者
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指定または推測のプラン在職者へのアクセス権がある従業員
プラン・アクセスを決定するために、ジョブおよびポジション・タイプの後任プランの推測の在職者情報が後任プラン在職者表に保存されます。この表は、新しい後任プランが作成されるたびに、または後任プランが変更されると自動的に更新されます。スケジュールされている場合、後任プラン在職者プロセスでもこの表が更新されます。
プラン在職者を決定するために考慮される属性
属性をさらに指定して、後任プランを調整できます。これらの属性は、後任プラン在職者テーブルに含めるプラン在職者を識別するために考慮されます。この表は、「ジョブ」および「ポジション」タイプの後任プランの在職者を識別するために考慮される属性を示しています。
プラン・タイプ |
考慮される属性 |
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ジョブ |
ビジネス・ユニット、ジョブ部門およびジョブ等級 |
ポジション |
ビジネス・ユニット、部門 |
そのため、ジョブ・タイプの後任プランの部長ジョブに対してジョブ部門を営業と指定すると、営業部門の適切な従業員のみが後任プランの在職者表に在職者として含められます。他の部門の従業員は、プラン在職者として含められません。
後任プラン在職者プロセス
ジョブ・ロールの変更や異動など、従業員の異動はプラン・アクセスにも影響します。たとえば、従業員が別の部門に異動し、マネージャが新しく変わった場合、その従業員が指定または推測の在職者であるプランに対する以前のマネージャのアクセス権は取り消される必要があります。かわりに、現在のマネージャに対してその従業員が指定または推測の在職者であるプランへのアクセス権が与えられる必要があります。これらの変更について後任プラン在職者表を更新するには、実装者または管理者ロールがあるユーザーが後任プラン在職者プロセスをスケジュールする必要があります。
後任プラン在職者プロセスは、組織構造に対する変更の頻度に基づいて、毎日、毎週などとスケジュールできます。たとえば、新規従業員の入社は月次のみであり、組織の減員率がそれほど高くない場合、後任プラン在職者プロセスを月次ベースでスケジュールできます。
後任プラン在職者プロセスを実行するには:
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スケジュール済プロセスの概要ページで、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
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「新規プロセスのスケジュール」ダイアログ・ボックスで、「名前」リストから「後任プラン在職者」プロセスを選択し、「OK」をクリックします。
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必要に応じて、「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスでプロセス・スケジュールを組織に合うように変更し、通知を定義します。
ノート: デフォルトでは、後任プラン在職者プロセスは可能なかぎり早くスケジュールされます。 -
「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで「送信」をクリックします。