スプレッドシート・テンプレートのパラメータの設定
スプレッドシート・テンプレートでは、テンプレートから生成されたすべてのスプレッドシートの処理を制御するパラメータを設定できます。スプレッドシート・テンプレートで指定する値によって、同等の企業設定が上書きされます。このトピックでは、スプレッドシート・テンプレートのパラメータを設定する方法について説明します。
次のステップを実行します。
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「スプレッドシート・テンプレートの管理」タスク・フローで「定義」ページを開きます。
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「テンプレート・パラメータ」セクションで、「追加」アイコンをクリックします。
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テンプレート・パラメータの検索ダイアログ・ボックスで、パラメータ名を入力するか、カテゴリを選択して「検索」をクリックします。この表は、パラメータとそれらのカテゴリを示しています。
パラメータ
カテゴリ
摘要
企業のデフォルト値
監査データ使用可能
勤務可能状況
生成されたスプレッドシートからロードされたビジネス・オブジェクトに対して監査が構成されている場合に、監査データを取得するかどうかを指定します。
いいえ
増分ロード・イベントの有効化
勤務可能状況
指定したデータに対してトリガーされるようにイベントを有効化します。
注意: ロード・イベントを有効にすると、データのロードにかかる時間が大幅に長くなります。いいえ
自動拡張データ・セット保持使用可能
スケジューリング・デフォルト
検証またはロールバックをサポートするビジネス・オブジェクトのデータ・セットが、標準の保持期間を超えて自動的に保持されるかどうかを決定します。
いいえ
監査データのパージ
ファイル定義
スプレッドシートから正常にロードまたは更新されたオブジェクトについて、監査データをパージするかどうかを指定します。
いいえ
ロードの最大コンカレント・スレッド
パフォーマンス
スプレッドシート・データをロードするために同時に使用されるスレッドの最大数。
8
就業者常勤換算の計算
スケジューリング・デフォルト
就業者アサイメントでの勤務時間の常勤換算値を自動的に計算するかどうかを指定します。
このパラメータは、就業者オブジェクトのテンプレートにのみ適用されます。
いいえ
就業者のデフォルト勤務時間パターンの作成
スケジューリング・デフォルト
勤務時間パターンなしでロードされた就業者に対してデフォルト勤務時間パターンを自動的に作成するかどうかを指定します。
このパラメータは、就業者オブジェクトのテンプレートにのみ適用されます。
いいえ
有効日更新モード
スケジューリング・デフォルト
「置換」に設定されている場合、Oracle HCM Cloud内のすべての既存データがスプレッドシート内のデータで置き換えられることを指定します。「保持」に設定されている場合、既存の先日付の変更が保持されることを指定します。
保持
ビジネス・オブジェクト後処理の開始
スケジューリング・デフォルト
オブジェクトのロード後に自動的に実行されるように構成されているプロセスを実行するかどうかを指定します。
はい
ロード・エラーの最大パーセンテージ
スケジューリング・デフォルト
検証プロセスおよびロード・プロセスが停止する前にビジネス・オブジェクトに対して発生する可能性があるエラーのあるビジネス・オブジェクト・インスタンスのパーセンテージ。
100
Oracle Search索引の更新モード
スケジューリング・デフォルト
Oracle Search索引に変更を収集する方法を決定します。
注意: テンプレートから生成されるスプレッドシートによりロードされるデータの量が少なく、Oracle Search索引の増分更新が必要になる場合にのみ、これを「リアルタイム収集」に設定してください。
一括収集
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検索結果でパラメータを選択し、「OK」をクリックします。選択したパラメータが「テンプレート・パラメータ」セクションに表示されます。
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必要に応じて、パラメータの値を入力または選択します。
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追加のパラメータに対して、ステップ2から繰り返します。
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「保存してクローズ」をクリックするか、タスク・フローで別のページを選択します。
各テンプレートのユースケースをサポートするようにパラメータを設定できます。たとえば、「有効日更新モード」を次のように設定できます。
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置換: 新規採用をロードするためのスプレッドシート・テンプレート内
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保持: 就業者レコードを更新するためのスプレッドシート・テンプレート内