相互検証の組合せセット違反の管理方法

相互検証の組合せセットを定義し、その組合せをアップロードした後、「勘定科目組合せ検証ルールの管理」プロセスを実行して、次のことを実行できます:

  • 相互検証の組合せセットが正しく定義されていることをテストします。
  • 現在日または先日付の相互検証の組合せセット定義に違反する既存の勘定科目の組合せを特定します。
  • 勘定科目の組合せを自動的に更新して、レポートされた違反を解決します。
  1. 「設定および保守」作業領域で、「勘定体系構成の管理」タスクに移動します。
    • オファリング: 財務
    • 機能領域: 財務レポート体系
    • タスク: 勘定体系構成の管理
  2. 「勘定体系構成の管理」ページで、該当する勘定体系の行を選択します。
  3. 「処理」メニューで「相互検証ルールの管理」を選択します。
  4. 「相互検証の管理」ページで、「組合せセット」タブをクリックします。
    ノート: 「相互検証ルールの管理」タスクを使用して、このページに移動することもできます。
  5. 「処理」メニューで「管理」を選択します。「勘定科目組合せ検証ルールの管理」プロセス・ダイアログ・ボックスが開きます。
    ノート: このダイアログ・ボックスは、「ルール」タブおよび「スケジュール済プロセス」作業領域から開くこともできます。
  6. 「検証タイプ」フィールドで、「相互検証の組合せセット」を選択します。
  7. 「処理」フィールドで、次のいずれかの処理を選択します:
    • 違反のレビュー: 相互検証の組合せ違反レポートを生成します。このレポートには、すべての勘定科目の組合せ違反がCSV形式のレポートにリストされ、それらを解決するための勧告とともにリストされます。

      このレポートは、勘定科目組合せのファイルベース・データ・インポート(FBDI)テンプレートの形式です。エラー・メッセージを処理して「勘定科目組合せのインポート」プロセスを発行し、勘定科目を使用不可または終了にするか、または検証の解決処理を選択して更新を自動的に処理できます。

      ルールに違反しているか、使用しなくなった既存の勘定科目組合せを使用不可にする前に、それらの勘定科目の残高を正しい勘定科目に移動します。その後、勘定科目組合せを使用不可にして、これ以上更新されないようにします。

    • 違反の解決: 相互検証の組合せ違反レポートの勧告に基づいて、勘定科目組合せを自動的に更新します。このプロセスでは、各勘定科目組合せが使用不可になるか終了日が設定されます。「残高のある勘定科目を含める」パラメータを使用して、残高がある勘定科目組合せを使用不可にするか終了日を設定するどうかを指定します。
  8. 勘定体系を選択します。
  9. 相互検証の組合せセットを選択するか、「すべてのアクティブ」を選択して、アクティブなすべての相互検証の組合せセットに対してレポートを実行します。
    ノート: 「すべてのアクティブ」を選択した場合、相互検証組合せ違反レポートには、以前に使用不可になっていたが、組合せ値に変更が生じたため再度使用可能にする必要がある勘定科目組合せもリストされます。
  10. オプションで、確認対象の現在または将来の日付を入力します。
  11. 「違反の解決」処理を選択した場合は、「残高のある勘定科目を含める」パラメータが表示されます。
    • 「はい」を選択すると、残高のある勘定科目を含めて、違反があるすべての勘定科目組合せが更新されます。
    • 残高のある勘定科目組合せを更新から除外する場合は、「いいえ」を選択します。
  12. 「発行」をクリックします。
ノート: セグメント値属性の継承プロセスでは、出力レポートの勧告から導出された勘定科目組合せの「使用可能」ステータスまたは有効日特性は上書きされません。「転記の許可」「勘定科目タイプ」など、他の属性に加えた変更は、既存の勘定科目組合せに伝播されます。