ツリー・ノード
ツリー・ノードは、ツリーが各レベルに分岐するデータ収束ポイントです。ノードはツリー構造の基本ブロックであり、ツリー・バージョンに結び付けられます。
ツリー・バージョンを作成または編集する場合は、そのツリー・ノードを常に指定する必要があります。ツリー・ノードを管理するには、「設定および保守」作業領域で、「ツリーおよびツリー・バージョンの管理」タスクに移動します。
ツリー・ノードの管理
ツリー・ノードは、「ツリー・バージョン: ノードの指定」ページで作成、変更または削除できます。ツリー・ノードを追加するには、ツリー・バージョンが関連付けられているツリー構造が、有効なデータ・ソースにマッピングされるようにします。また、複数ルート・ノード機能が使用可能な場合は、ツリー・ノードを複製できます。
ノード・レベル
通常、特定のレベルのノードは、同様の情報を表します。たとえば、組織階層を反映するツリーでは、ディビジョンを表すノードすべてが1つのレベルに表示され、すべての部門ノードが別のレベルに表示されます。同様に、ユーザーの製品カタログを編成するツリーでは、個々の製品を表すノードが1つのレベルに表示され、製品ラインを表すノードがそのすぐ上のレベルに表示されます。
次のノード・レベルが使用されます。
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ルート・ノード: ツリー構造の最上位のノード
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親ノード: 他のノードに分岐するノード
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子ノード: 階層内の上位のノード(親ノード)に接続されたノード
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兄弟ノード: 同じ親ノードに属する同じレベルのノード
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リーフ・ノード: ノードから分岐する、ツリー階層のそれより下位に向けて拡張されないエンティティ
ノード・タイプ
ツリー・ノードには、次のノード・タイプがあります。
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単一: ノード自体が値であることを示します。
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範囲: ノードが値の範囲を表し、場合によっては複数の子があることを示します。たとえば、10000から99999の勘定科目番号を表すツリー・ノードです。
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参照ツリー: ツリー・ノードが、実際は同じツリー構造に基づくツリーの別バージョンであり、物理的には同じツリーに格納されていないことを示します。たとえば、米国の地理的階層を世界の地理的階層で参照できます。