補助元帳会計マッピングのインポート
補助元帳会計インポート・マッピング・スプレッドシート・テンプレートを使用して、2,000行を超える大量のマッピングをインポートできます。
これを行うには、まず「マッピング・セットの作成」ページを使用して、対応する入力ソースおよび出力タイプのマッピング・セット・ルール定義を作成する必要があります。
テンプレートにアクセスするステップを説明します。
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Oracle Financials Cloudのファイルベース・データ・インポートのガイドに移動します。
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目次で、「ファイル・ベース・データ・インポート」をクリックします。
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補助元帳会計マッピング・インポートをクリックします。
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「ファイル・リンク」セクションで、Excelテンプレートへのリンクをクリックします。
ワークシートでデータを準備する際には、次の点に注意してください。
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各列の必須情報を入力してください。詳細なインストラクションは、各列ヘッダーのツールチップを参照してください。
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テンプレート内の列の順序を変更しないでください。
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使用する必要のない列は非表示にしたりスキップできますが、削除しないでください。
補助元帳会計マッピング・インポート・プロセスに影響する設定
補助元帳会計マッピング・インポート・テンプレートには、インストラクション・タブ、データのロード先の表を表すタブ、および様々なシナリオのサンプル・マッピングを含むタブの例が含まれています。この表は、補助元帳会計マッピング・インポート・テンプレートのタブとその説明を示しています。
スプレッドシートのタブ |
説明 |
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インストラクションおよびCSV生成 |
テンプレートの使用およびCSVファイルの生成に関する情報が含まれます。 |
マッピング |
インタフェース表にインポートしている補助元帳会計マッピングに関する情報を入力します。 |
Example1_CCID_Output |
勘定科目組合せ出力タイプを持つマッピング・セット・ルールのマッピングの例が含まれています。 |
Example2_Segment_Output |
セグメント出力タイプを持つマッピング・セット・ルールのマッピングの例が含まれています。 |
Example3_Value_Set_Output |
値セット出力タイプを持つマッピング・セット・ルールのマッピングの例が含まれています。 |
Example4_FlexAccountComb_Input |
勘定科目組合せ入力ソース・タイプを持つマッピング・セット・ルールのマッピングの例が含まれています。 |
Example5_FlexfieldSegment_Input |
セグメント入力ソース・タイプを持つマッピング・セット・ルールのマッピングの例が含まれています。 |
補助元帳会計マッピングの処理方法
スプレッドシートの作成
「マッピング」ワークシートにマッピング情報を入力します。詳細な指示は、列ヘッダーのツールチップを参照してください。マッピング・データのアップロード中にエラーを最小限に抑えるために従う必要があるベスト・プラクティスをいくつか次に示します。
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「マッピング・セット短縮名」が大文字であることを確認してください。
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「開始日」列と「終了日」列の書式がYYYY-MM-DDであることを確認します。
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マッピング明細の終了日値が指定されている場合は、開始日の値も指定する必要があります。
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デフォルト・マッピング列に次のいずれかの値のみがあることを確認します。
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空白
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N
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Y
ノート: 「No」、「n」、「Yes」、「y」などの値は無効であるため、使用しないでください。 -
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デフォルト・マッピングとしてマッピング明細を1つのみ指定します。
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すべての必須フィールドに値を指定する必要があります。必須フィールドは、マッピング・セットの出力タイプによって異なる場合があります。様々な出力タイプの必須フィールドの詳細は次のとおりです。
マッピング・セット出力タイプ
出力タイプの必須フィールド
出力値の必須フィールド
勘定科目組合せ
勘定体系
勘定科目組合せ
セグメント
勘定体系
セグメント
セグメントまたは値セット
値セット
勘定体系
値セット
セグメントまたは値セット
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値の不一致が原因でインポートが失敗する可能性があるため、実際のデータにスペースまたは改行文字が追加されていないことを確認します。
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「マッピング」シートから既存の行を削除するには、行を選択して右クリックします。次に、「削除」をクリックします。検証時にアプリケーションが空白と見なす可能性があるため、[Del]キーを押して行を削除しないでください。
サンプル・ワークシートを参照して詳細を確認することもできます。たとえば、勘定科目組合せまたはセグメント値をマッピングの出力として使用する方法などです。
マッピング・データを準備した後、「検証」ボタンをクリックして、日付書式、明細番号、必須フィールドおよびデフォルト・マッピングを検証します。レポートされたエラーを修正し、スプレッドシート・テンプレートを保存します。
Zipファイルの生成
スプレッドシート・テンプレートの準備が完了したら、アプリケーションにデータをインポートするために使用するZipファイルを生成する必要があります。Zipファイルの生成方法は次のとおりです。
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テンプレートのインストラクションおよびCSV生成のタブで、CSVファイルの生成ボタンをクリックして、1つのCSVファイルを含むZipファイルを生成します。
スプレッドシート・テンプレートではなくCSVファイルにマッピング情報を直接入力することもできます。これを行うには、マッピング情報を補助元帳会計マッピング・インポート・テンプレートと同じ形式でCSVファイルに入力する必要があります。会計マッピング・インポート・テンプレートの列の順序は次のとおりです。
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明細番号
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アプリケーション名
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マッピング・セット短縮名
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勘定体系短縮名
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トランザクション勘定体系短縮名
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値セット短縮名
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セグメント短縮名
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勘定科目組合せ
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セグメントまたは値セット
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ソース値1
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ソース値2
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ソース値3
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ソース値4
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ソース値5
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ソース値6
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ソース値7
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ソース値8
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ソース値9
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ソース値10
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有効開始日
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有効終了日
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デフォルト・マッピング
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同じスプレッドシートでワークシートとして追加された生成済のXlaImportMappingsTemplate.csvをレビューします。マッピング明細の数は「マッピング」ワークシートに存在するものと同じである必要があります。
インポートするファイルのロード
Zipファイルを生成してCSVファイルを確認した後、インタフェースおよびアプリケーション・データベースの表にZipファイルをロードする必要があります。Zipファイルをロードする手順について説明します。
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「ツール」→「スケジュール済プロセス」にナビゲートします。
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「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
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「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」プロセスを選択し、「OK」をクリックします。
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プロセスの詳細ダイアログ・ボックスで、「会計設定のインポート」プロセスを選択します。
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生成されたZipファイルをアップロードし、「発行」をクリックします。
マッピングの詳細は、インタフェースおよびアプリケーション・データベースの表にインポートされます。
インポート・エラーの修正
CSVファイルのロード中に発生したエラーを修正する方法を次に示します。
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エラーの原因となったデータの詳細は、「ファイルをインタフェースにロード」子プロセスのログおよび出力ファイルを確認してください。
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「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」プロセスがエラーで終了し、「ファイルをインタフェースにロード」子プロセスが警告またはエラーで終了します。
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CSVファイルからロードされたすべての行は、正常にロードされた行でも削除されます。これにより、変更が必要な行と正常な行を分離することなく、スプレッドシート内の問題のあるデータを編集して再発行できます。
アプリケーションによって検証が実行されたときに発生したエラーを修正する手順は次のとおりです。
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「会計設定のインポート」プロセスのログ・ファイルおよび出力ファイルをレビューします。
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出力ファイルには、報告されたエラーなど、アップロードされたファイルの要約と詳細が表示されます。
マッピングのアップロード・プロセスの保護
アプリケーション実装コンサルタント・ロールを使用して、マッピング・テンプレートをアップロードできます。ただし、このタスクを実行する新しいロールを定義することもできます。新しいロールに次の権限を確実に割り当てます。
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「補助元帳マッピング・セットの管理」権限や「補助元帳マッピング・セット値の管理」権限などの、マッピング・セットを管理する権限。
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「FSCMインタフェースのロード管理職務」などの、インポート用にインタフェース・ファイルをロードするための職務ロール。