繰返しサービス明細の作成

この例では、繰返しサービス明細を作成します。

組織が販促サービス・プランを提供しているとします。このプランは、2019年5月31日に1年の無線サービスが完了した後に月極めの契約に変換される、1年の無線契約で構成されます。月極め契約のレートは次のとおりです。

  • 通話とメッセージは$60

  • 無制限のデータ通信は$40

サービスは、顧客が契約を明示的に終了するまで、毎月更新されます。

この例では、次の3つの明細があります。

  • Device

  • Talk and text service

  • Unlimited data service

繰返しサービス属性の識別

  1. 「収益基準データのインポート」ファイルベース・データ・インポート・テンプレートを開き、オーダー明細または販売データをソース・アプリケーションからインポートします。

  2. 「ソース文書」タブおよびソース文書明細タブの必須フィールドに入力します。

  3. 「Talk and Text」明細に次の値を入力します。

    フィールド

    繰返しインジケータ

    Y

    繰返し頻度

    1

    繰返しパターン

    MO

    繰返し金額

    60.00

  4. 「Unlimited Data」明細に次の値を入力します。

    フィールド

    繰返しインジケータ

    Y

    繰返し頻度

    1

    繰返しパターン

    MO

    繰返し金額

    40.00

  5. インストラクションおよびDAT生成タブで、DATファイルの生成をクリックします。

繰返しサービス明細の作成

オーダー明細をRevenue Managementにインポートした後、次の手順を実行します。
  1. 「顧客契約ソース・データの検証」プロセスを実行して、収益データを検証します。

  2. 契約文書エラーの修正スプレッドシートを使用して、「顧客契約ソース・データの検証」プロセスからのエラーを修正します。

  3. 「顧客契約の識別」プロセスを実行して、契約および履行義務を識別します。

  4. 繰り返しソース文書明細を正常にアップロードして処理したら、「顧客契約の編集」ページの「約束詳細」タブで、生成された繰返し約束詳細明細を表示します。

繰返しサービス明細の終了

繰返しサービス明細を終了するには、次のステップを実行します:
  1. 収益基準データ・インポートのファイルベース・データ・インポート・テンプレートで、元のソース文書明細の「終了日」フィールドに繰返しサービス明細を終了する日付を入力します。
    ノート: 「終了日」属性のみを移入し、他の属性は更新しないでください。
  2. 「契約更改ソース・データの作成」プロセスを実行します。このプロセスを実行すると、契約が終了されることを示すバージョン明細が作成されます。

  3. 「顧客契約の識別」プロセスを実行します。このプロセスを実行すると、繰返し契約が終了し、将来の繰返し契約の作成が停止されます。

ノート: これらのステップは、サードパーティ・ソースを使用して収益データをインポートする場合にのみ適用できます。