顧客契約の破棄

顧客契約およびその関連履行義務をレビューしているときに、顧客契約を破棄することを決定できます。

どのステータスの契約も破棄の対象となります。アクセス権がある元帳内の契約のみを破棄できます。

顧客契約およびその履行義務を破棄するには、「顧客契約の破棄」プロセスを実行します。このプロセスでは、次の操作が実行されます。

  • 該当する契約のステータスを「破棄済」に設定します

  • トランザクション価格をゼロに設定します

  • 以前に作成された会計仕訳がある場合は、その戻し処理を行います

顧客契約を破棄した後、システム構成を変更してから、「顧客契約の識別」プロセスを発行して、廃棄した顧客契約のソース文書明細を再処理できます。ソース文書明細は、新規に受け取ったソース文書明細と同様に処理されます。

廃棄された契約の表示

破棄された顧客契約は、「顧客契約の管理」ページで「破棄済」ステータスを選択することによって表示できます。破棄された契約は読取り専用形式でのみ使用できます。破棄された契約は更新できません。