追加充足イベントの作業ガイドライン

追加充足イベントを処理するときは、次の点に注意してください:

  • 開始時に、「顧客契約の識別」プロセスにより、構成に基づいて収益明細に追加充足イベントが割り当てられます。
  • 「顧客契約の収益の認識」プロセスでは、プライマリおよび追加の充足イベントの両方が履行されるまで収益認識が保留されます。
  • 充足測定モデルが「期間」の場合、「顧客受入」および「搬送証明」の追加充足イベント・タイプの履行日のみをインポートしてください。
  • 追加充足イベントが「支払」の場合、算式((消込済金額/明細金額)*配賦済金額)を使用して、認識される収益が計算されます。
  • 履行義務のプライマリおよび追加の両方の充足イベントが履行されたら、ASC 606およびIFRS 15会計標準を反映したポリシーに基づいて収益を認識します。
  • 構成によっては、複数の追加充足イベントを収益明細に割り当てることができます。
  • 契約を破棄すると、すべての収益明細の追加充足イベントが再評価されます。追加のサブ明細は、新しいソース文書の追加サブ明細と同様に再処理されます。
  • また、定義した日数に達したら、履行義務に割り当てられた追加充足イベントの収益が認識されるように構成することもできます。
  • 追加充足イベントは、暗黙履行義務には割り当てられません。