既存の契約に対するサービス期間および価格周期の影響
この機能の使用を開始する前または後に収益契約が作成されたかどうかに応じて、収益契約にサービス期間および価格周期が表示される場合と表示されない場合があります。
- サービスのサービス期間および価格周期の表示を開始する前に作成された契約: サービス期間および価格周期なしで契約が表示されます。
- サービスのサービス期間および価格周期の表示を開始した後に作成された契約: サービス期間および価格周期とともに契約が表示されます(これらの値が統合アプリケーションによって移入されている場合)。
- サービスのサービス期間および価格周期の表示を開始する前に作成されたが、この機能の使用を開始した後に改訂された契約: サービス期間および価格周期なしで基本契約が表示されます。
- 以前は明細に表示されていなかったサービスのサービス期間および価格周期の値について、既存の契約に対して改訂を実行する場合、統合アプリケーションがサブスクリプション管理であれば、収益管理では「拡張可能明細文字属性30」列の値を使用して、新しいサービス期間および価格周期の値の処理方法を決定します。
サブスクリプション管理ユーザーは「拡張可能明細文字属性30」列に移入し、収益管理では次のように明細を処理します。
ソース・アプリケーション | シナリオ | 拡張可能明細文字属性30 | 収益管理の処理 |
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Subscription Management | サービス・マッパーを使用して「数量」、「販売単価」、または独立販売単価の値を上書きする場合。 | CUSTOMと等しい | アプリケーションは、サブスクリプション管理から受信したバージョン明細を処理します。収益明細がサービス期間および価格周期とともに表示されます。 |
Subscription Management | サービス・マッパーを使用して「数量」、「販売単価」、または独立販売単価の値を上書きしない場合。 | CUSTOMと等しくない |
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その他すべてのソース | 適用なし | 無効なバージョン明細が契約文書エラーの修正スプレッドシートに表示されます。2つの属性の値を削除して、明細を再処理します。 |
詳細は、『Oracle Subscription Managementの使用』を参照してください。