複数のビジネス・ユニットの支払システム接続の設定方法
各国のBUごとに業者アカウントとSecure Acceptanceプロファイルの個別の組合せを構成できます。これは、複数の国でクレジット・カード機能を実装する場合に実現できます。業者アカウントは、CyberSourceで設定する業者識別子です。
複数のビジネス・ユニットの場合は、次のようにします。
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まず、1つの国の各BUについて、CyberSourceで業者アカウントとSecure Acceptanceプロファイルの組合せごとに接続設定を構成します。
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その後、Oracle Paymentsで対応する接続設定を支払システム・アカウント・レベルで入力する必要があります。
このシナリオでは、支払システム・レベルで構成されたパラメータはデフォルトの接続設定として機能します。ただし、ビジネス・ユニットの支払システム・アカウントがない場合、支払システム・レベルのパラメータ値が使用されます。同様に、業者アカウントが1つのみの場合は、支払システム・レベルで支払システム接続を構成します。
次の図は、CyberSourceにおける設定とアプリケーションにおける設定の関連を示しています。
前提条件
複数のビジネス・ユニットの支払システム接続を設定する前に、「システム・セキュリティ・オプションの管理」ページでトークン化を有効にしておく必要があります。
複数の業者アカウントとSecure Acceptanceプロファイルの組合せの設定
Oracle Public Cloud Applicationsでクレジット・カード機能を使用する前に、CyberSourceで次のステップを実行する必要があります。
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CyberSourceとの業者アカウントを設定します。
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アクティブなCyberSource Secure Acceptanceプロファイルを作成します。
支払システム接続の設定
業者アカウントとSecure Acceptanceプロファイルの組合せが1つのみの場合は、「支払システムの作成」ページで接続設定を入力する必要があります。
これらの設定は、「支払システムの作成」ページおよび「伝送構成の作成」ページで使用します。両方のページの「トークン化支払システム設定」セクションの「値」フィールドに、これらの接続設定を入力します。
CyberSource |
Paymentsの設定 |
Paymentsのページ |
Paymentsのフィールド |
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Secure AcceptanceプロファイルによってSecure Acceptanceアクセス・キーが生成される |
Secure Acceptanceアクセス・キー |
「支払システムの作成」ページ |
Secure Acceptanceアクセス・キーを安全に切り取って、「値」フィールドに貼り付けます。 |
Secure AcceptanceプロファイルによってSecure Acceptance署名キーが生成される |
Secure Acceptance署名キー |
「支払システムの作成」ページ |
Secure Acceptance署名キーを安全に切り取って、「値」フィールドに貼り付けます。 |
CyberSource Secure Acceptance Hosted Checkout Integration Guide |
トークン化サーブレット・ベースURL |
「支払システムの作成」ページ |
『CyberSource Secure Acceptance Hosted Checkout Integration Guide』からこの定数値をコピーし、「値」フィールドにトークン化サーブレット・ベースURLを貼り付けます。 ノート: トークン化サーブレット・ベースURLは、CyberSourceのドキュメントではiFrame Create Payment Token Endpointと呼ばれています。
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Secure Acceptanceプロファイルを保存すると、プロファイルIDが自動的に生成される。 |
クライアント識別子(プロファイルIDと同じ)。 |
「支払システムの作成」ページ |
「値」フィールドにプロファイルIDを入力します。 |
該当なし |
トークン作成モジュール |
「支払システムの作成」ページ |
「値」選択リストから「CyberSource Secure Acceptance Web」を選択します。 |
CyberSource Secure Acceptance Hosted Checkout Integration Guide |
トークン化支払URL |
「支払システムの作成」ページ |
『CyberSource Secure Acceptance Hosted Checkout Integration Guide』からこの定数値をコピーし、「値」フィールドにトークン化支払URLを貼り付けます。 ノート: トークン化支払URLは、CyberSourceのドキュメントではiFrame Transaction Endpointと呼ばれています。
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CyberSource SOAP Tool Kits for Web Services Developer Guide |
SOAPトランザクションURL |
「伝送構成の作成」ページ |
『CyberSource SOAP Tool Kits for Web Services Developer Guide』からこの値をコピーして、「値」フィールドにSOAPトランザクションURLを貼り付けます。 |
業者接続の設定
業者アカウントとSecure Acceptanceプロファイルの組合せが複数ある場合は、「支払システム・アカウントの編集」ページで接続設定を入力します。
これらの接続設定は、「支払システム・アカウントの編集」ページの「設定」セクションの「値」フィールドに入力します。
CyberSource |
Paymentsの設定 |
Paymentsのページ |
Paymentsのフィールド |
---|---|---|---|
該当なし |
商業インジケータ |
「支払システム・アカウントの編集」ページ |
「値」フィールドにインターネットと入力します。 |
「Transaction Security Key」ページでトランザクション・セキュリティ・キーが生成される。 |
SOAP APIセキュリティ・キー |
「支払システム・アカウントの編集」ページ |
前にダウンロードしたトランザクション・セキュリティ・キーを「値」フィールドに入力します。 |
Secure AcceptanceプロファイルによってSecure Acceptanceアクセス・キーが生成される |
Secure Acceptanceアクセス・キー |
「支払システム・アカウントの編集」ページ |
Secure Acceptanceアクセス・キーを安全に切り取って、「値」フィールドに貼り付けます。 |
Secure AcceptanceプロファイルによってSecure Acceptance署名キーが生成される |
Secure Acceptance署名キー |
「支払システム・アカウントの編集」ページ |
Secure Acceptance署名キーを安全に切り取って、「値」フィールドに貼り付けます。 |
Secure Acceptanceプロファイルを保存すると、プロファイルIDが自動的に生成される。 |
クライアント識別子(プロファイルIDと同じ)。 |
「支払システム・アカウントの編集」ページ |
「値」フィールドにプロファイルIDを入力します。 |